「欲望という名の電車」を観た

シアターコクーンである。
コクーンといえば蜷川、蜷川といえばコクーンだけど、ご本人がいなくなっちゃなあ。
コクーンは久々。
コクーンの蜷川演出といえば、古田新太の藪原検校も随分前に観てとても良かった記憶があるのだけど、あれもう10年前か。まあそりゃそうか。
https://www.instagram.com/p/BcxO1eTBHOX/
観てきた。凄かった。あれを1日2回やるなんて信じられない。
www.bunkamura.co.jp
原作は読んだことがあるような気がしていたけど、実は全くの初見。
なんかブラックジャックの元ネタだと思い込んでいて、あっれおっかしいなー、と思っていたんだけど、「人生という名のSL」と勘違いしていたんだね。いや実際元ネタなんだけど、但しタイトルだけ。
2部構成で意外と長いことに行ってから初めて気がつく。
前半は微妙に冗長な感じで若干退屈な時もなきにしもあらず、って感じではあったんだけど、後半は完全に圧倒された。
1時間半くらい?ずっと見入っていた。
大竹しのぶの舞台は凄いというのは有名だと思うし、実際その辺がずっと気になったので観に行ったんだけど、こんなに凄いんだねっていう。毎日あのテンションでやってたら普通は疲れるなんてものじゃないと思うんだけど、役者の真骨頂というのはこういうものなのかな、と実感した。役者ってのは容姿だけじゃなくて才能は必須なんだね、というのはこういう生の舞台を見るとよくわかる。最後には鈴木杏と本当に姉妹に見えたもんな、年齢全然違うのに。勿論この舞台は大竹しのぶだけじゃなくて北村一輝を始めとした他のキャストも素晴らしかったんだけど、流石舞台の主演女優ですね。ラストシーンは泣けたもんな。いや本当。
こういう舞台は観に行くべきだと思うよお値段高いけど。
数年前に見た「わたしを離さないで」の舞台とどっちが上かなー、でもまあ舞台の脚本的には私はわかりやすい方が全然好みですね。だって演劇は初心者なので。

MWAMを観に行った。

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一年ぶりである。今回はさいたまスーパーアリーナである。前回よりは近い気がするが、そんなに大差ないかなー。4階席だったし。
今回は、何が気になったかというと、音楽そのものではなく、カメラの処理が甘かったことである。前回書いたが、毎回カメラの処理が完璧で、その奥の姿がイマイチわからなかったのだが、今回はDVDにならない前提なのかそれともファンサービスなのか、処理が甘い。あーこうなってるのかー、と初めてわかった。
音楽そのものは他の人が一杯書いてると思うので、私は書かない。バックステージパスを持ってた知り合いの人はちょっと羨ましかったけどね。とはいえ、私が羨ましがるのは筋違いであろう。また、アリーナは体が持たなさそう。流石にもう無理だー。

Ogre You Asshole/D.A.N.を観に行った。

もう年末だー。忙しいんだよマジで。webも眺めているだけだなあ。
来年には本格的にIotに関わる羽目になりそうで、来年も忙しいのかしら。
https://www.instagram.com/p/Bb6v0f_BCgB/
今日はこれ
もう先月の話だけど、これを観に行った。コンセプトはイマイチわかってないんだけど、謎のツーマンライブ。
場所はWWW XでWWWの上なんだけど、初めて行きましたね。
まず最初にDJがあって、それが結構長く、8時くらいからOgreのライブがスタート。
結構初期の曲もやってたと思う、というのは知らない曲が結構あったから。初期知らないんだよなあ。1時間くらいで終わったので、やはりもうちょっと長く観ていたかったなあ、と思った。
で、次のD.A.N.
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2年前に観たときはどうもfishmansの亜種に見えてあんまり興味が持てなかったんだけど、あれから2年たって、だいぶ曲調が変わってて、アンビエント色が強くなって興味出てきた。でもどうも納得いかなかったのはミックスなどの音響面。ベースの音が低音がでかいのにうねうねうねるベースでどうにも気持ち悪い。途中からはベースの音ばかり気になって内容が全く頭に入ってこなかった。
あのベースなら、スライの「暴動」みたいに低音を全面的にカットしたミックスすれば良かったのに。何故あの音で低音重視なのか、最後まで全くわからなかった。
結局全部終わったのは23時くらいなんだけど、19時くらいからずっと立ってたので本当に腰が痛かった。年をとるってこういうことなのかなあ。(多分違う。)

本物のセレブリティの飲み物とは?

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高島屋新宿店では毎月1~10日に森伊蔵の抽選販売会が開かれる。応募用紙に手書きで記載して抽選箱に入れると、追ってハガキで当選通知が届き、そのハガキを高島屋に持っていくと、引き換えで買うことができるという仕組みである。
アナログである。
https://www.instagram.com/p/nAbV28FYTS/
当選!
私は二回くらい当選したことがあって、まあこのようなハガキが届く。非常にアナログだけど、これネットにしちゃうと転売問題とかそういうのを解決しなきゃならないので、この方が良いのであろう。
ある意味合理的な選択ではある。
で、いそいそと応募用紙を店員にもらって(用紙は必ず店員からの手渡しなのである。これもなんかあるんだろうなあ。)記載して抽選箱に入れてさあ帰ろう、と思ったところ、こんなのを見つけた。
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イチローモルトである。
知る人ぞ知る秩父のウィスキーであるが、実はなかなか正規価格では買えない。
https://www.amazon.co.jp/イチローズモルト/b/ref=bl_dp_s_web_2951385051?ie=UTF8&node=2951385051&field-lbr_brands_browse-bin=イチローズモルトwww.amazon.co.jp
正規の価格だと恐らく5000~6000円くらいだと思うのだが、当然のように1万円超えである。
2万超えというのがどうかな、と一瞬躊躇したものの、高島屋なので、正規価格だろうし、そうそう当たるものでもないので、まあいいかと思い、再度店員から応募用紙をもらって書き始めた。
で、イチローモルトには森伊蔵用とは別の専用の応募箱があるんだけど、そこは他の人で混んでたので、更に別の応募箱の上で応募用紙を書き始めた。こっちもてっきりイチローモルトの応募箱だと思っていたら違った。
https://www.instagram.com/p/BbHA7cJhHT2/
桁見間違えた。その1
86400円ではないのである。まさかの80万超えである。
こんなの抽選販売とかで、もし万が一にでも当たってしまったら偉いことになるのであるが、一体どういう人が抽選に応募するのか謎である。というか、80万超えって一体どういうシチュエーションの時に開けるべきなのか全く見当がつかない。
なんせ、森伊蔵とかも1年くらい眠ったままだったことがあるくらいである。元々ワインをあんまり嗜まないこともあって、流石に応募するのは憚られたが、まあ、応募する人はいるんだろうな。この値段クラスになると転売とかってできるんだろうか。
少なくともメルカリでは無理そうだよな(偏見)。
それはさておき、新宿店にはあのRomanée-Contiが常備されていることでも有名である。知らない?そんなバカな。ワインを飲まない私でも知っているくらいだから、東京に住む人なら当然知っているはずである。新宿なら伊勢丹ワインセラーにもあるのかもしれないが、あそこの鍵がかかったワインセラーの中に入る勇気はさすがにない。単なる冷やかしでしかないからである。
https://www.instagram.com/p/BbHBLCWBytg/
桁見間違えた。その2
で、当のDRC/Romanée-Contiはもちろんとんでもない値段である。
これに対してなんかいうのは野暮であろう。
いやありえないでしょう、とは普通に思うけどさ。

High Noon or Rail

High RailというとHigh Noonを思い出すのは私だけではあるまい。
www.youtube.com
1997年のシングルである。そういえば今Mo'Waxって何やってるんだろう、と一瞬思ったが、調べる気にもならなかったのでもはや興味の対象外なのだろう。そうだそうだ。どうでもいいこと思い出した。
Mo'Waxのコンピ人に貸したままずっと行方不明なんだった。

Headz II a

Headz II a

Headz II B

Headz II B

貸したっていうか盗まれたに近いな。どっちにしても行方不明のまま20年くらい経つような気がする。
というか、トリップホップの話をしたかったわけではないのである。
High Railである。
High Railとは小淵沢と小諸を結ぶ、と言っても、関東に住んでいる人でさえどこがどこだかさっぱりであろうが、そういう小海線というどマイナー路線を走る観光列車である。小海線なんて乗る用は普通は殆どないはずだが、何故か年1回のペースで乗っている気がしてならない。気のせいではきっとない。
JR東日本旅客鉄道株式会社 長野支社 | HIGH RAIL1375
https://www.instagram.com/p/BWkrqaHBtzI/
high rail
いそいそと指定席を取って乗ったわけなのであるが、弁当の予約を綺麗さっぱり忘れていた。ブランチコースというのがあって、野菜中心のお弁当が出てくるのであるが、出発の三日前までに予約しなければならないのであった。
なので、その写真はないのだが、周り全員弁当を取っていたので、これはマストなのだろう。私の予約忘れはどうやら致命的なものであるらしかった。
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しょうがないので、コーヒーを飲むことにする。
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車内はというと、こんな感じの落ち着きのある車内である。こっちは比較的予約の取りやすい方。
もちろん私は取りにくい方を予約しているわけであるが、人の顔が写り込んでいるし、編集もめんどいし、ネットで調べればいくらでも出てくるので省略。
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全部、駅の行き先表示も新しくしたみたいである。でもなんつーかこういうのってローカル線だと古いほうが趣あるような。と思って、古い写真を引っ張り出してきたけど…。
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結構新しいな。あんまり趣なかった。変えても変えなくてもそんなに気分的には変わらないか。とか言うとかなりひどい感じだ。
なお、これって駅名標が正式名称である。もちろん普通は知らないし私もググった。当然である。もはや記憶力も曖昧な感じである。
https://www.instagram.com/p/BWjPet3hvcp/
high rail
中で看板があったので、撮ったのである。おお私にしては珍しいソーシャルハック。
というよりも今何月だという感じの方が大きい気がしてならない。今は七月だっけ?

泡波の相場2017年度版

fake-jizo.hatenablog.com

ライフワークなわけではないのであるが、折角updateする機会ができたのでupdateしておこう。
明記してはないが、全て石垣島の離島ターミナル近辺である。
https://www.instagram.com/p/BZfAtV1BXXs/
泡波売り切れ
まず前回同様売り切れの離島ターミナルである。
はてここで本当に手に入るのかしらと思うが、多分午前中しかないのであろう。今回2回行ったが、両方とも売り切れであった。勿論行ったのはどちらも午後である。
https://www.instagram.com/p/BZgYpCUBubi/
泡波販売
まあまあのお値段である。3合瓶で4100円。悪くない数値。前回色々調べた末の底値が4300円なので、買ってもいい値段ではある。
しかし、
https://www.instagram.com/p/BZgYu-lhc9Y/
泡波販売その2
前回4300円だった箇所では4000円だった。徐々に値下がりしているといえよう。でも、よく見ればわかるが、2合瓶の値段はこっちの方が高い。もはや訳がわからない状態である。まあ、この辺を参考にしながら買っていただければよろしい。
確か記憶では3780円があって、それが底値であると思うが、そこは売り切れていたので、今回は参考価格である。

余談その1

今住んでいるところの近所に沖縄居酒屋があって、時折行くのだが、そこの店員さん曰く
「泡波の酒造所はなんか儲かるのがわかったらしく、抱き合わせのようなせこい商売をし出したので、どうも好きになれない。そこまで美味しいわけでもないし。」
ということだったので、今回は結局(ちょっとしか)買わなかった。

余談その2

ついでに調査していたのだが、那覇国際通りでは3合瓶で10000円超えてた。観光地にしてもそれはないよなあ。というかそこまで出す酒ではないよ。

昭和の炎上マーケティング

https://www.instagram.com/p/BZD6w_6BXbY/
Instagram
於茂登である。
漢字変換で出る気配は全くない。
と言われても、何が何やらだろうが、石垣島泡盛である。
omoto-takamine.com
この酒造所の看板銘柄が於茂登で、ってことは石垣島の於茂登地区にあるのかと思いきやそんなことは全くなく、川平湾沿いにあった。まあ普通石垣島の地理なんて興味ないだろうが。
ここは酒造見学可能とあったので、行って見たのである。
https://www.instagram.com/p/BZJb5T-h78V/
Instagram
酒造見学というのは要するにガラス越しで全部見れますよー、ってことで、まあそれくらいのスペースでお酒作ってますー家内制手工業ですーってことなんだと思う。実際泡盛製造はこれくらいの小さい蔵が大半とのことで、設備的に小さいから泡盛の税金が上がったら死活問題だろうな。
というのは、泡盛の酒税って他と比べて安くって、なので、沖縄行った際には、泡盛を飲まないと損なのである。まああんまり関係なく飲むけど。

沖縄県内の泡盛やビール製造業者でつくる県酒類製造業連絡協議会(会長・嘉手苅義男オリオンビール社長)が2017年5月に期限切れを迎える酒税軽減措置の5年間の期限延長を求めることが22日、分かった。9回目の延長へ年明けにも翁長雄志知事らに要請する。泡盛業界は消費減少などを背景とした厳しい状況への対応、オリオンビールは営業基盤の強化などを理由に延長を求める。(9面に解説)

 軽減措置は復帰特別措置法に基づき、1972年から県内出荷分を対象に実施。現在は泡盛が本税率の35%、ビールは20%を軽減。今回の要請でも同率の軽減を求めていく。

www.okinawatimes.co.jp
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で、こんなポスターが所内に貼ってあったんだけど...
https://www.instagram.com/p/BZD_ZoUB2WF/
Instagram
何が書いてあるかというと…

泡盛業界が活気ついてきた昭和初期、さまざまな形で泡盛の広告が展開され始めた。これはその一つで、比嘉華山氏による酒造組合連合会のポスター。しかし女性の着ている着物が少し透けていて、ほのかに腕や胸元がみえるため、話題を振りまくと同時に問題にもなった。
また、当時の大スター田中絹代のプロマイドを無断で使用したりもした。無断借用がばれて告訴されたらされたで、また宣伝になると考えていたというから、あっぱれ。

いやあっぱれ、じゃないでしょう。と直感的にツッコミを入れたけど、これ炎上マーケティングの源流?だよなあ。昭和初期からあったから、目立つかどうかだけが違いなんだな。インターネットがない時代でよかったね、とは思うけど。なんか色々引っかかって余計な第三者が山のように突っかかってくるよな。

余談

ここで1本泡盛を買ったんだけど、物がないから裏から取ってくる、と言われた時、まさか今から瓶詰めするのか?と思った。それくらいの小さい酒造所なのである。