いつから技術力が高いと勘違いしてた?昨日?

【追記あり】「下町ボブスレー」案件に見る日本の技術力の衰退と手段の目的化という本末転倒、質の悪さを棚に上げジャマイカに損害賠償請求も | BUZZAP!(バザップ!)
若干手垢のついた話だけど。
日本の技術力が高いっていうのは結構眉唾だと思っている。

私の場合IT業界だけど、出来る人は勿論いるけれども、現場レベルで出来る人はそんなにいない。本当にできるプログラマは中国の人だったりインドの人だったりするのが普通である。コミュニケーション能力には多少難があるのはしょうがないけれども、フレームワークの根幹部分を握っているのは、日本人ではないことがしばしばある。日本人は業務仕様には精通しているので*1問題事象はわかるが解決方法が良くわかんないので、とりあえず問い合わせを投げて対応してもらうって感じ。狭い世界での話かもしれないけど、純粋な技術力って意味だとねえ。政治力はある人多いけどさあ。その辺を統率取っているのは確かに日本人*2なので、その辺勘違いしやすいんだろうね。後は日本語の難解さね。あれどうとでも取れるから何とでも言い訳できる。
元々、フレームワークそのものは欧米作だったりすることも多く、日本製のフレームワークは大半使いにくく汎用性に欠ける。所謂社内フレームワークというかオレオレフレームワークはこの際どうでもいいので無視。

と考えると、少なくとも日本における技術力って何?というのは疑問符が湧く。OS/ミドルウェア層もそんなに日本製のものってあったっけ?という感じだし。

製造業は、まあ、今の日本ではとても向いていない訳で、それにしがみつきたい気持ちもわかるけど、昔から「ものづくり」に何の興味もなかった私にとってはどうでも良い話ではある。同じ経緯を以前に辿ったイギリスとアメリカを見る限り、金融か観光に向かうしかないはずで、それでfintechと言って仮想通貨をもてはやしていたんだろうけど、何つーかあれはギャンブルよりもタチが悪いよね、少なくとも今のところ。
まだ産業とするには早いかなあ、でも他に大した目もないだろうから、あれに賭けるしかないのか。

*1:というのも結構怪しかったりするが、この際置いておく

*2:ではないこともオフショアだと多いだろうけど一応置いておく

Franz Ferdinandを観に行った

先月の話なので、いい加減書ききってしまおう。
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フランツ!
比較的最近のバンドだと思っていたけど、結構もうベテランだよね。
2000年代なので、私の中では比較的最近のバンドだけど、一般的にはそんなことない…はず。
日本には結局1日しか来なかったんだよね。東名阪で1日ずつくらいはできたと思うんだけどなあ。やる気がないのかそれとも本当に日本では洋楽が弱くなっているのか。とか何とか思いつつスタート。
www.youtube.com
やっぱり1st,2nd辺りの曲は私も良く知っているけど、周りも良く知っている。CMでも使われていたし、ヒット曲がそれなりに多い。なので、とっても盛り上がっている。盛り上がり過ぎて、若干混雑。もう年なので、混んでいるのは嫌だ、いやそれは20年前からそうだった気もしなくもないが。
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で、気になったんだけど、なんかリズムが遅いんだよね。普通ライブだと走ることが多いと思うんだけど、このバンドは逆。0.9倍くらい遅い。こんなバンド初めて見た。同行者にも聞いて同じく感じたらしいので、間違いではないと思う。
また、海外のバンドだからか禁止事項ではないので、写真撮っている人だけではなく、動画を撮っている人も結構いる。ちょっとだけなら私もあんまり気にしないけど、これ自分の頭より上でずっと撮っている人もそこそこいるんだけど、目の前にいたらかなーりうざいよなあ。一瞬だけ写真撮ってすぐに戻すのなら、そんなに気にもならないし、第一私もやってるし、という感じだけど、これがずっとだとお前は本当にライブを見に来たのか?カメラ越しの誰かに見せるためなら、そいつもライブに来させろ!お前もみろ!バカなのか?と喧嘩腰になってもおかしくないと思う。誤ったふりして叩き落とされても文句は言えない感じ?と言ったら、非難轟々なのかな。でもずっと目の前にずっとiPhoneあったらほんとやりかねないよな、と思う。
写真禁止が厳しいのは個人的にどうかと思っていたけど、こういう弊害あるのね。なるほどなあ。

David Bowie - Heroes
音楽の話に戻すと、最近の曲、というかこの時点ではまだ出ていなかった新作の曲も結構良かったんだが、どこからどう聞いてもDavidBowieなんだよね。これはいつHEROES歌いだすんだろうかと、若干ドキドキしてた。全体的な雰囲気からしてそうなので、少なくともVoの人は相当好きなんだろうなあ、と思った。
https://www.instagram.com/p/BeYPah6BCVV/
music station
何となく写真を撮ったけど、この際のMusicStationは結局見なかった。

ついでに宣伝というか。

この時の同行者は実はばるぼらさんなんだけど、何やらイベントをやるそうです。何と今日の19時から!

このたび、書籍刊行を記念して、本編では紹介に留まり、十分に触れられなかったという分野を補完していくトーク・イベントシリーズの開催が決定し、記念すべき第一回をゲンロンカフェにて開催させていただくこととなりました(二回目以降は登壇者よりお知らせをお待ちください)!

今回のテーマはズバリ「90年代テクノ」!! です!!!

1994年から1997年まで発行されていたフリーマガジン『DIGITAL BISCUIT』の野口春美さんをゲストにお迎えし、90年代テクノ&テクノZINEのインディペンデント精神を、野中さん、ばるぼらさんとともに掘り起こしていただきます。 メジャー誌では追いきれずほとんど情報が残されていない90年代インディテクノシーンをフォローし続けていた『DIGITAL BISCUIT』はいかにして生まれたのか? 現在からふり返って見えてくるあの狂騒の時代の意義とは? 当事者&初心者も大歓迎!

イベント終了後には、きっとZINE&テクノの虜となること間違いなしです!!

genron-cafe.jp
90年代テクノ!とれまのNo.1持ってた友人は今何やってるのかなあ?とか思いつつ、私は行けないですけど、ネット配信もあるそうなので、見てあげてください。RemixTraxとか思い出す話はあるけれど、今更話すようなことでもないし、第一殆ど忘れてるし、ということで、こちらでまかなえるかと思うので興味ある人はどうぞ。
あ、テクノ界隈のあの排他感というかスノップな感じが当時大嫌いだった!これだけ言っとこう!

特別なガラムマサラ

fake-jizo.hatenablog.com
以前紹介した善光寺にある八幡屋であるが、昔買ったガラムマサラが切れたのである。半年くらい前に長野に所用というか普通に旅行に行った際に、ゆず七味については買い足したのであるが、ガラムマサラについてはまるっと忘れていた。
www.yawataya.co.jp
しかしこのガラムマサラであるが、カレーに足すには最適なのである。他のガラムマサラそんなに試しているわけじゃないけど。
そこで欲しいなあ、とずっと思っていたのであるが、どう考えても東京にはなさそうだし、長野に行く機会もなかったのでそのまま放置してた。
通販なら買えるのはわかってたけど、これだけ買うためにネット通販使うのもなあ、送料とか諸々無駄な気が。

と思ってたところ、たまたま入ったBEAMS JAPANで見つけた。
https://www.instagram.com/p/Bdh7vD1h_f-/
八幡屋全種類あるとは思わなかった
良くいえば、日本のアンテナショップ、悪くいえば、観光地で意匠に騙される情弱をあてにしたお洒落風お土産屋さんとなってしまった、新宿のBEAMSにはほとんど用はなくなったんだけど、こんなのを置いてるんだね、アンテナショップなら確かにあってもいいか。
店員の人に話を聞いたところ、「これゆず多目のBEAMS別注があるんですよ、今ないんですけどね〜。」と言われたのだけど、今見たらなんか在庫あるな。
www.beams.co.jp
別注だけあって、1.5倍のお値段だなあ。別に高いと言っても大したことないので、買ってもいいんだけど、ゆず七味がまだ残っている現状で買うかというと微妙だな。大体S&Bの七味なら100円で買えるものを、その9倍出してまで買うのか、という。

今年のベスト3

例年恒例というほどのものでもないが。

第3位

fake-jizo.hatenablog.com
初めてのブルーノートがレシデンツ。
まさにそのままである。もう2度と観れそうもないことを考えて今年の第3位。本文にも書いたが、ライブを観ながら小さいレコード屋でeuro ralphレコードを見つけた際にとても嬉しかったあの頃を思い出した。一体いつの話だ...。

第2位


冬の日本海
冬の日本海を眺めながら脳内で流れてきた演歌。でも第2位にしておきながら、どの曲なのかわからない。この時は兄弟船と書いているが、本当は違う曲だったような。でもまあ演歌なんてどの曲も同じだからどうでもいいといえばいいよね。
年を取って演歌ってのだけは私はそうなりたくなかったんだけどな。なかなか古賀メロディに逆らうのは難しいと思う今日この頃。

第1位

fake-jizo.hatenablog.com
今年初頭のOgre You Assholeかなー。感動的ですらあった。
やっぱりワンマンの方がいいね、と言いつつ、この後色々都合が合わなくて、ツーマンしか観てないんだけど。来年は行けるかな?

「欲望という名の電車」を観た

シアターコクーンである。
コクーンといえば蜷川、蜷川といえばコクーンだけど、ご本人がいなくなっちゃなあ。
コクーンは久々。
コクーンの蜷川演出といえば、古田新太の藪原検校も随分前に観てとても良かった記憶があるのだけど、あれもう10年前か。まあそりゃそうか。
https://www.instagram.com/p/BcxO1eTBHOX/
観てきた。凄かった。あれを1日2回やるなんて信じられない。
www.bunkamura.co.jp
原作は読んだことがあるような気がしていたけど、実は全くの初見。
なんかブラックジャックの元ネタだと思い込んでいて、あっれおっかしいなー、と思っていたんだけど、「人生という名のSL」と勘違いしていたんだね。いや実際元ネタなんだけど、但しタイトルだけ。
2部構成で意外と長いことに行ってから初めて気がつく。
前半は微妙に冗長な感じで若干退屈な時もなきにしもあらず、って感じではあったんだけど、後半は完全に圧倒された。
1時間半くらい?ずっと見入っていた。
大竹しのぶの舞台は凄いというのは有名だと思うし、実際その辺がずっと気になったので観に行ったんだけど、こんなに凄いんだねっていう。毎日あのテンションでやってたら普通は疲れるなんてものじゃないと思うんだけど、役者の真骨頂というのはこういうものなのかな、と実感した。役者ってのは容姿だけじゃなくて才能は必須なんだね、というのはこういう生の舞台を見るとよくわかる。最後には鈴木杏と本当に姉妹に見えたもんな、年齢全然違うのに。勿論この舞台は大竹しのぶだけじゃなくて北村一輝を始めとした他のキャストも素晴らしかったんだけど、流石舞台の主演女優ですね。ラストシーンは泣けたもんな。いや本当。
こういう舞台は観に行くべきだと思うよお値段高いけど。
数年前に見た「わたしを離さないで」の舞台とどっちが上かなー、でもまあ舞台の脚本的には私はわかりやすい方が全然好みですね。だって演劇は初心者なので。

MWAMを観に行った。

fake-jizo.hatenablog.com
一年ぶりである。今回はさいたまスーパーアリーナである。前回よりは近い気がするが、そんなに大差ないかなー。4階席だったし。
今回は、何が気になったかというと、音楽そのものではなく、カメラの処理が甘かったことである。前回書いたが、毎回カメラの処理が完璧で、その奥の姿がイマイチわからなかったのだが、今回はDVDにならない前提なのかそれともファンサービスなのか、処理が甘い。あーこうなってるのかー、と初めてわかった。
音楽そのものは他の人が一杯書いてると思うので、私は書かない。バックステージパスを持ってた知り合いの人はちょっと羨ましかったけどね。とはいえ、私が羨ましがるのは筋違いであろう。また、アリーナは体が持たなさそう。流石にもう無理だー。

Ogre You Asshole/D.A.N.を観に行った。

もう年末だー。忙しいんだよマジで。webも眺めているだけだなあ。
来年には本格的にIotに関わる羽目になりそうで、来年も忙しいのかしら。
https://www.instagram.com/p/Bb6v0f_BCgB/
今日はこれ
もう先月の話だけど、これを観に行った。コンセプトはイマイチわかってないんだけど、謎のツーマンライブ。
場所はWWW XでWWWの上なんだけど、初めて行きましたね。
まず最初にDJがあって、それが結構長く、8時くらいからOgreのライブがスタート。
結構初期の曲もやってたと思う、というのは知らない曲が結構あったから。初期知らないんだよなあ。1時間くらいで終わったので、やはりもうちょっと長く観ていたかったなあ、と思った。
で、次のD.A.N.
fake-jizo.hatenablog.com
2年前に観たときはどうもfishmansの亜種に見えてあんまり興味が持てなかったんだけど、あれから2年たって、だいぶ曲調が変わってて、アンビエント色が強くなって興味出てきた。でもどうも納得いかなかったのはミックスなどの音響面。ベースの音が低音がでかいのにうねうねうねるベースでどうにも気持ち悪い。途中からはベースの音ばかり気になって内容が全く頭に入ってこなかった。
あのベースなら、スライの「暴動」みたいに低音を全面的にカットしたミックスすれば良かったのに。何故あの音で低音重視なのか、最後まで全くわからなかった。
結局全部終わったのは23時くらいなんだけど、19時くらいからずっと立ってたので本当に腰が痛かった。年をとるってこういうことなのかなあ。(多分違う。)