会津磐梯山は宝の山よ その1
会津磐梯山を見に行く一人ツアーを企画して実行した訳である。嘘。
何も考えず、まず郡山に向かう。
目的はフルーティアふくしまである。
jr-sendai.com
これは旅行商品でしか乗れない列車で、乗るためには普通の列車の予約ではダメでわざわざびゅうプラザに足を運ばなければならないというちょっとめんどくさい代物であるが、あ、全然違う話を思い出したので、ついでに書くと、JRの窓口は外国人窓口がめっちゃ増えて、日本人が若干入りにくいところがいくつか出てきた。この手のものを買うときに、私は新宿駅の新南口のびゅうプラザに行ってたんだけど、いつの間にかそこが「びゅうプラザ新宿訪日旅行センター(新南)」になってた。窓口の人に聞いたところ、別に日本人も買えないことはないらしい(実際今回もここで買ったし)が、基本的には訪日旅行客中心とのこと。
https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=866
フルーティアふくしまは最近流行のスイーツ列車である。郡山から会津若松まで磐越西線で向かう。
フルーティアとしては基本的には2両編成で、普通列車と接続するが、相互に行ったり来たりはできないようになっている。
1両目はこんな感じのバーカウンター。アイスコーヒーとか飲み放題なんだけど、これ乗車時間が1時間しかないので、あまり有効活用できなさそうな気がした。1時間しかないのに、スイーツ食べて、コーヒー飲んで、その後バーカウンターでまったりとか?そんなに時間もないので自席でまったり、で終わってしまうような気が。これが2時間くらい乗車時間があればまた話は違うんだけどねえ。
スイーツはこんな感じのケーキ二つ。と飲み物である。ケーキ二つ?と思った私は正しいのかどうかわからない。でも普段食べても一つなので、二つはすこーし多い。
あ、言い忘れた。これ一人席も4つくらいあって、私のような寂しい独り旅の人でも乗れるようになってはいる。でも普通、この列車一人では乗らないよな。殆どは女性の複数旅である。まあそりゃ当然だよねーと思ってたら、眼光の鋭い男の人が何やら自作の時刻表みたいなものを熱心に見ながら一人で乗っている。あれなんで?と思ったが、その理由は後で判明する。
会津磐梯山はこんな感じ。結構前に乗ったものなので、まだ山頂には雪が残っている。今はもう雪はないんじゃないか、とは思うんだが。
途中の駅で列車の行き違いのためにしばらく停車する。磐越西線は単線なのでまあ当然である。おーじゃあ写真でも撮るかーと思っていて、いくつか撮っていたところ...
その2
四季島
おおおおお。
四季島である。慌てて写真を撮りまくる。実物は初めて見た。
乗車している人はやっぱり品が良さそうな人たちばかりで、いやまあ下手すると100万くらいするしね、当然といえば当然であるが。さっきの眼光鋭い人の目当てはこれだったのか。と今頃気づく。
しかしデザインもJR東日本の威信をかけただけあって凄い特殊だし、一度は乗って見たいなあ。でも乗るとあっという間だろうし、なんだかお金が勿体無い気もするんだよな。そんなこと言ってたら一生乗れないんだろうけど。
会津若松について、さてどうしようかと思ったものの、丁度よく喜多方行きの列車が来た(実は知っていた)ので、喜多方に向かう。だって喜多方ラーメンを食べに行くという裏ミッションがあるのである意味当然である。
初めてのAIZUマウントエクスプレスである。まああっという間だが。
つづく。
SXSWにいた(その4)
もう3ヶ月も経つので、いい加減終わろう。
fake-jizo.hatenablog.com
アメリカに行って帰ってきたらしばらくわかりやすいアメリカ被れになっていた(笑)
アメリカなんか普段行かないんだからいいんじゃないか、とか思いつつ、良いところとか悪いところとか。お前、そんな5日程度でわかったような口聞いてるなよ、というのはごもっともなので、あくまで個人的に思ったこと。
本当は帰ってくるときに予想以外の訳わからないことが起きて、大層困ったのだけど、それはまあ何かの機会に話すかもしれないし、話さないかもしれない。
良いところ
基本的にみんな親切
一緒にゲームをやったアメリカ人が何か訴えようとしていたんだけど、どうにもわからず。とすると、iPhone借りても良いかと言い出し、何かと思ったら、カタカタメモを打ち出し、折角Austinに来たんだからこれだけは食べろ、と。こんな高々30分くらい片言の英語で喋った相手に対してなかなかないよねー。日本では。絶対食え。Amazing、だと。
www.cherrycreekcatfish.com
https://goo.gl/maps/prfiqhuwzBk
問題はだ。日本人というか東京人の感覚だとめっちゃ遠いんだよこれ。北海道ならこんな感じなのだけど、ただでさえ酔っ払ってるのに、こんな遠くまで行けと。車なら大したことはないだろうが、これ帰りどうすれば良いのか、とかあるわけですよ。小心者なだけかもしれないし、確かに行く価値はあるんだろうけれども。全体的に距離感はだいぶおかしかった。こっちでいう特急列車が飛行機的な感覚なんだな。
文化は通じなくてなんぼ。
まあ当然と言えば当然なんだが、こちらが日本人でなんかミスしたからと行ってそれだけでは馬鹿にはしない。ホテルでID見せろ、と言われて、はあ何の事?と良い、アメリカでは当たり前すぎる話なのだろうけど、それで延々言い争いになったけれども、ああパスポートの事ね、とわかって出したらYou're Welcomeで話が通じる。多民族国家だけのことはあり、文化や言葉が通じないだけではどうということはないし、それだけで馬鹿にはしない。
悪いところ
物価が高い。
いやー、食事が本当に高い。日本が安すぎなんだろうけど、定食800円とかそんなの期待しちゃダメだー。
マックなのにも関わらず、エッグマフィンとアイスコーヒーで800円ですよ。バリューセットとかどこいったよ?
あとチェーンの居酒屋行けば3000円くらいでマシなもの食えるけど、絶対そんなのないもんね。日本最高!というかこりゃー飲食はブラックになるわけだし、海外から観光客も来ますわ。本当に安いもん。特にナチュラルなものを食べようとすると、信じられないくらい高い。最終日体調があまり良くなかったので、生野菜とフルーツ、ミネラルウォーターを空港で買ったら1000円以上したもんな。無理無理。
家電量販店の思い出。
もう20年くらい前、IBMのPCを売っていたことがあった。
何故かと言っても大したこと理由ではなく、やむにやまれない事情、要するにお金がなく、今でいう、派遣バイトみたいな感じのことをやらざるを得なかったのである。
まだ所属は学生だったけど。
皆様がご存知の某家電量販店でやっていたわけなんだけれども当時はまーVAIO全盛時代で、大体の人がVAIO買いたいとか言いましてですね。
結構VAIOを売ってた気がする。少なくとも100台は売ったな。あと、これから海外に行くんですよとかいう人も結構いて、そういう人にはDynabookを売ってた。IBM売らねえのか、というのはごもっともなんだけど、Thinkpad買う人大体マニアックなんだなこれが。
バイトの私にはよくわからない(最終的には大体わかったが)話を山のようにし、質問もいっぱいした挙句、結局買わない、と、そういう人が多かった。廉価版じゃない本物のThinkpadは値段設定が高めで、そうそう手が出るものでもないんだよね。お洒落でもないし。
大体まずOfficeがデフォルトで入ってなくてLotas1-2-3が入ってて、とか、売れるか馬鹿!
そこからみると、VAIOの人はねえ。30万とかのノートを即決で買うわけですよ。もうめんどくさいし別にノルマがあるわけでもないので、売れるものからバンバン売っていた。
当時日立を売ってた似たような境遇の女の子いたんだけど、日立のPRIUSが売れるわけもなくちょっと可哀想だったので、色々手助けしたりやっていたような気がするが、今からしてみれば口説いても良かった気がする。
結構可愛かったし。失敗した。
IBMの人からは別に何を売ってもいいし、適当に話し合わせておけばいいよ、とだけ言われてた。多分会社の名前で誰かを出すことが目的だったんだろう。まあ今もそうだしな。あの人はリテール系の営業仕事はやる気はなかった、でもそれしかやってなさそうだったけど、いまはどうしているんだろうな。
流石にIBMにはいないだろうが、LENOVOで生きていける人でもないよなあ。
ソニーも日立もコンシューマ向けのPCから撤退したし、東芝とかNECもOEM製でしょあれほとんど。設計から丸投げみたいだし、もはやブランド名だけでしかなさげ。そう考えると、今ある日本で販売されるPCはほとんど中華製だよね。モノつくりニッポンって本当にそう思ってるのかね。
any one ever really dies.
fake-jizo.hatenablog.com
の続きというかなんというか。
Spotifyのいいね!もだいぶ溜まってきたので公開。基本的には全然知らないアーティスト。
今日はN.E.R.D.のこれ経由で聴いたもの。
- アーティスト: N.E.R.D
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2017/12/15
- メディア: CD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
KAYTRANADA - Weight Off (Ft. BADBADNOTGOOD)
vimeo.com
トリップホップっぽいけど、もっと洗練された感じ。やっぱり20年経つと違うよね。
ま、ただ裏原宿の服屋に行くとかかっていそうな音楽ではある。
Matt Martians - Diamond in Da Ruff
www.youtube.com
全然知らなかったけど、The Internetの人なのね。
マット・マーシャンズは、ラッパーのTyler, the Creator(タイラー・ザ・クリエイター)をリーダーとするヒップホップ集団OFWGKTA(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)に所属する28歳のプロデューサーであり、ヴォーカルのSyd tha Kyd(シド・ザ・キッド)ことSyd(シド)と同じThe Internet(ジ・インターネット)の中心メンバーの一人である。また、Hal Williams(ハル・ウィリアムズ)と共にThe Jet Age of Tomorrow(ザ・ジェット・エイジ・オブ・トゥモロー)という音楽プロデューサーチームも結成し、OFWGKTAを中心に多くの楽曲を提供している。
Matt Martians(マット・マーシャンズ)のデビューアルバム『The Drum Chord Theory』 | Black Music Dictionary
とはいってもThe Internetもよく知らないのだけど。
CupcakKe - Cartoons
www.youtube.com
JeruのCome Cleanっぽい。といってもCome Cleanも知らないか普通は。
www.youtube.com
DJプレミアの傑作中の傑作。といっても今はどうなんだろ。今のヒップホップ好きな人が知っているのかどうかでいうと微妙なラインだよな。なんせ20年前なんだもん。水琴のサンプリングでみんな度肝を抜かれた、のも昔の話で、今だとどうなんだろうなー。初めて聴いた人に聞いてみたくはあるけど。
間違った。DJプレミアの話をしたいわけではなかった。
また、殆どの人が覚えていないか知らないと思うけど、イギリスで90年代半ばにバングラビートってのがあって、インド様式のラップが流行ったことがあった。いくつかCupcakKeの曲聴いてるとそのころの雰囲気を思い出した。もう少しビートがヒップホップよりになっているけど。
全体的には…
やっぱり昔よりだいぶ洗練されている。予算はともかく全然ローファイじゃない。単にそういうのばかり聴いてるからじゃないか、というのはごもっともで、このデジタルな時代でもローファイな音楽は探せばあるのかもしれない。デジタルローファイ。なんか矛盾している気もするが、決してそんなことはない。ただローファイにするためにお金を使ってそうな気もしており、それは流石に違うとは思う。
SXSWにいたその3
fake-jizo.hatenablog.com
内容を全く話していなかった。
まあでもそんなのは色んな真面目なレポートが沢山あるだろうから、それを話してもしょうがないだろう。
あ、日本展の発表報告は物にもよるけど話半分くらいに受け取った方がいいとは思う。SonyとかPanasonicとかちゃんと発表しているところはともかく。
Sayaは面白いし話題にはなったとは思うんだけど、なんか結構な時間メンテ中だったように感じた。あと、感情の変化がわかりにくい。ここはアメリカなんだからオーバーリアクションくらいじゃないと通じないよ。
www.itmedia.co.jp
というわけで周辺系の話を。
オースティンの飲み物事情
bud light薄っ
このイベントBud Lightが協賛しており、タダでも結構飲める機会があったりしたのだが、ただでさえ薄いBudweizerの更にLight版ということで、もうこれって日本の発泡酒よりビール感なくね、ってくらい薄い。何これどんな時に飲むの?少なくともビールが飲みたい時じゃないよなあ。
オースティンローカルのビールはそこそこあって、それはビール感あったけど、日本では全く見かけないのでどれを頼めばいいのか全然分からない。基本的にはDraftは少なかったように思う。
ビール以外の酒は、というとカクテルとかあるけれど…、どれを飲めばいいのかいまいち分からん。なのでビールとミネラルウォーターばかり飲んでた。
https://rocketnews24.com/2011/09/29/133642/rocketnews24.com
アメリカのレッドブルとかあの辺のエナジードリンクのサイズの大きさにも驚いたが、こんな量とても飲む気が起きないので買うのはやめた。10代の頃にこんなのばっかり飲んでたら確実にやばいと思う。
news.yahoo.co.jp
オースティンの交通機関事情
普通はUberかLyftだろうなあ。Taxiはカードがなんか使えない(厳密にいうと使えたんだけど、うまく決済処理できなくて、二つクレカ試してもダメだったので、諦めて現金で払った。)ので、アメリカでは結構めんどくさい。
Busは乗ってないんだけど、乗った人の情報によれば、1ドル50セントかっちり、しかも両替とかお釣りとか一切なし、なのでなかなか使いにくいものだった模様。
MetroRailってのはあって、要するに路面電車みたいなものなのだけど、これは乗った。
ただなー。
ダウンタウンから離れると、全然賑わっている感じがなくて、駅から降りて観光って感じじゃない全然。
また、一回乗るごとに3ドル50セントかかるんだけど、現金のみなのはまだいいとしても、自動販売機の癖にお釣りとか一切でなくて、3ドル50セントかっちり入れないとチケット出ないんだよー。行きは良かったが、帰りは10ドル札しかなくて本当に困った。でもなんかボランティアの人が、えーお金ないのーしょうがないなーとか言いながら(想像)代わりに支払ってくれてタダで乗った。というか、このMetroRail検札も何もないし、ワンマンだし、運転手は運転席から一切でてこないし、よくよく考えたら、これお金支払う必要ないのでは…。本当にこの辺やる気がないとしか言いようがない。アメリカの公共交通は所詮こんなものなのだろう。
多分、SXSWに参加する人はAirBnBで泊まって、最寄り駅までUberで移動し、MetroRailに乗って、って人も結構いると思うけど、日本と違って、徒歩で移動って感覚はなさそうだなあ。日本でも徒歩移動は大都市だけかもしれないから、Uberあれば使う人は結構いると思うんだけどねえ。
AirBnBもそうだけど、問題点ばかりあげつらうのもどうかな?って気がする。
次回で終わる予定。
SXSWにいる(いた)その2
fake-jizo.hatenablog.com
なう。めちゃくちゃ暑い
さてやっとコンベンションセンターである。
バッジの受け取り...には何が必要かというと、IDとバーコードである。
ID?
前日のホテルでも実は聞かれたのだが、アメリカではIDチェックが厳しく、様々な箇所でIDカード提示を求められる。当然そんなこと知らない私は、「ID?what?」と素で答えてしまったのだが、要するにパスポートを提示すれば良いのである。でもあんまり考えてなかった、常にパスポートを携帯し、提示する羽目になってしまい、いまいちパスポートの扱いが雑になってしまった。
バーコード?
www.sxsw.com
これは前の人がやってるのを見て、急いで対応したのだが、本イベントでは専用のアプリがあり、それに事前のバッジ購入時に登録したID/PASSWORDを入れておくと、バーコードというかQRコードが出来て、それがバッジ受け取りの際に使われるのである。流石tech系のイベントである。写真もその場で撮って、このバッジを色んな会場入場時に、常にチェックされる。
ただ、どうも読み取り反応が鈍いらしく、5回に1回くらいの割合で、うまく読み取れず、まあバッジ持ってるのは明らかだし、うまく読み取れないけど入っていいよ、という感じになっていた。この辺はアバウトである。
10日はめちゃくちゃ暑く、最高気温31度だったので半袖で十分だった。余談だけど、アメリカは華氏なので、テレビの天気予報とか見てても全然現在の気温がわからず、いちいち脳内変換が必要なので、訳分からなかった。また、華氏に限らず、例えば長さの単位もマイルやフィートなど普段使わない単位ばかりで、時折話が噛み合わず、これだから独自路線を貫くアメリカは...と思ったものの、日本の方が独自路線なのか?メートル法の方が一般的じゃなかったっけ?
まともな奴も一枚くらいは
で、話が進まないので、話を戻すと、基本的にはセッションと呼ばれる講演を渡り歩くスタイルである。
各所で大量のセッションが行われているので、どれを見るかは事前に決めておかないと、よく分からないセッションを見る羽目になる。基本は興味のあるテーマのSOLOと呼ばれるセッションを見ればよろしい。
https://schedule.sxsw.com/2018/events/category/Solo
何故SOLOかというと、とてもとても単純な話で、discussion形式の複数人が喋るセッションは何を言っているのかよく分からないからである。私も貴方も英語が苦手な日本人ならば、SOLOの方が、プロジェクターに概要映る場合もあるし、一人で喋るので、比較的わかりやすく喋るのも多いし、なのである。とはいえ、早口でよく分からないものも多い。また、ボソボソ喋る人もいて、これは本当に何を言っているのかよく分からない。
当然なのかもしれないが、(実はちょっとだけ期待してた)同時翻訳的なものは一切ない。keynote的な基調講演だと、手話はあった気がするが、所詮その程度である。
昼間はそんな感じでセッションがメインなのだが、夜になると様々なイベントが発生する。要するにお祭りである。
このイベントのバッジはめっちゃくちゃ高いのだが、飲み物とかそういうのが結構バッジを見せるとタダで飲めるイベントがあったりする。6番街と呼ばれる通りでは人が一杯で、10日の段階では普通にお金を払うお店ばっかりに行っており、実はかなり無駄にしていたらしい。
気づかなかった、というか行き慣れている人じゃないと分からないよ!
SXSWにいる(いた)その1
何故いるのか全くわからないが、とりあえず、オースティンにいる(いた)。
日本ーアメリカのフライトは大体13時間くらい。当然のことながらエコノミーではほとんど寝れない。
もうそれだけで完全に疲れている。
税関がなんか辛い。似たようなことを3回くらい聞かれて、何回もゲートを通って、ようやくアメリカ入国。ダラス空港は滅茶苦茶広く、国際線から国内線の移動にモノレールを使うくらいである。
モノレールで移動した後に、オースティンへの乗り継ぎを行って、オースティン着。縦にも横にも大きいアメリカ人がエコノミーでチマっと座っているのは微笑ましくもあるが、そのせいで隣の席の私が若干圧迫されている気がしなくもない。しかし、シートピッチのこの狭さはアメリカ人はどうやって耐えているんだ、謎だ。日本人の私ですら辛いのに。
まず、英語が全然わからないのは元々わかっていたことなので良いとしても、オースティンを出た後にどうやってホテルまでたどり着くのか既にわからず、若干途方に暮れる。タクシーどこー。
タクシー捕まえたはいいものの、ここでもホテルの名前が発音悪く、全く通じない。しょーがないので、iPhone見せて、ホテルの住所を伝える。
ホテルはどう考えても安宿で、そもそもお湯が出ない。マジかよ。ホテルというよりモーテルっぽい。高級ホテルというよりも、日本で泊まる普通のビジネスホテルと比較しても見劣りがする。信じられない。この時点で、現地時間の午後7時。
9日の夜はオープニングパーティがあるそうなのだが、今からタクシーを再度捕まえて、とかやる気が全く出ない。若干ふらふらなので寝ることにする。
ホテルのせいか時差ボケのせいかいまいち寝付きが悪いというか、断続的にちょこちょこ寝るだけで朝を迎える。
さて10日の朝である。メインのコンベンションセンターまでどうやって行こうか考えて、Uberを使う。
使うの今までためらっていたのが勿体無いくらいのとんでもなく便利である。Lyftもいいらしいが、これ日本ではまだ使えないと思うので、いまいち使う気が起きない。Uberにもいくつか種類があって、UberPoolという乗合タクシーみたいなものがあるのだけど、これ非常に廉価だし、実用性は十分だし、これでいいじゃん、と思い、オースティンではこればかり使いまくる。チップも後から追加出来るし、全部クレカ決済で現金どこにも出てこないし、領収書は後からメールで来るしすごく便利。で...便利さに感動して、日本に戻ったら、日本で使おうかと思ったら、なんだこれ。TAXI配車しかないのかよ。マジかー。東京だとまだ全国タクシー使うしかないのかな。これでも十分だけどさ。でもUberPoolは無理だよなあ。
実は、今回のSXSWで一番感動したのは、Uberだったりする。だってアメリカ初めてなんだもん。Lyftもきっと似たようなものだと思うので、次アメリカに行く機会があったら絶対使ってみよう。次行く機会がそうそうあるとは思えないけど...。
続く。