泡波の相場2019年度版

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いつもの、ではあるけれど。
しかももう真冬でもあるけれど。
最初に結論をいうと、去年と同じところであった。
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でも去年よりも700円高いんだよなー。今年はそこまでお得というわけではなかったのだが、一応買ってしまった。
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ちなみにこれもいつもの離島ターミナルであるが、抱き合わせ商法であったけど、2合瓶がまだあった。これは離島便が全便欠航していた時の午後一くらいなのであったのだが、普段ない理由はこれで明確である。午前中数セットしかないのだろう。
これはほぼ定価だと思うので、見つけたら入手すべきであるが、そこまでして飲みたいものかと問われると、これもまた前回と同じくなんだか微妙な気配もあるので、泡盛がそれなりに好きなら、という限定付きかも。でも沖縄で飲む泡盛は美味いんだよなあ。
あれなんでだろうね。
オリオンビールも東京と沖縄ではなんか違うよね。ロケーションだけではないと思うんだよな。
来年は石垣島には流石に行かないと思うので、来年はないと思う!

Ogre You Assholeを観に行った。

https://www.instagram.com/p/B4cWyQ8nuAh/
久々に六本木行った
前回六本木に行ったのは、Yo La Tengoだと思ってたら、コーネリアスだった。どっちにしろライブだ。それくらいでしか六本木は行かないなあ。渋谷もその傾向ある。
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今回はAlbum発表後のツアーである。
観に行っといてなんだけど、Albumという形式っていつまで続くのかね。基本はSP時代からLP時代になった1950年代に確立されたものだろうけど、今のAlbumのイメージはどっちかというとロック時代の1960年代か。最初は一部の音楽を除けばシングルの寄せ集めだしね。
もうこの時代になってからも60年経つわけで、媒体という括りも無くなった今、こういう構造の音楽が今後も続くかと言われると極めて疑問だけど、とは行ってもインパクト一発勝負の1分曲をシングルで大量に、ってばかりなのもなあ。
TikTokのBGMとしてならそれでも良いんだろうけど、というかYouTubeのBGMがメインとなる時代になるのかな、それもなんか嫌だなあ。
話が逸れたが、元のライブの話に戻ると。
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この際には全然わからなかった新曲もやるのである。

新しい人

新しい人

01. 新しい人
02. 過去と未来だけ
03. さわれないのに
04. Hypnotic
05. ムダがないって素晴らしい
06. フェンスのある家
07. わかってないことがない
08. また明日 (alternate version)
09. 本当みたい
10. ありがとう
11. 朝
12. 見えないルール
13. ロープ (long version)
14. 自分ですか?

En. 動物的/人間的 (Album version)

ameblo.jp
セットリストは確かこの通りで、そうなのだが、基本的にLive Versionはアレンジが違うので、あんまりアルバムの曲と同じ曲を聴いたという気がしない。途中のあたりはメドレーだし、最後の「朝」〜「見えないルール」〜「ロープ」の3曲は全てLong Verだし、スタジオ録音はないんじゃないのかな。
そろそろライブ盤だしても良いんじゃないですかね。まだですかね。

Flying Lotusを観に行った

まだ9月の話である。
https://www.instagram.com/p/B24BmPbHJTL/
flying lotus featuring thundercat
場所はStudio Coast
完全に満員である。
こんなに人気あるんだー。全然知らなかった。
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前見たのはこの時であるので、1年ぶりですね。今回は3Dメガネもちゃんと装備済み。
と思いきや…、場所取りに失敗し、全然前見えない!
これだと3Dの意味はギリギリあるけどライブを観てる気がするのかどうか微妙である。だから写真も全くない。
私はそれなりに背が高いので余裕かましていたが完全に舐めてた。
StudioCoastの1Fの奥の方にいたのだが、これだとステージとほぼ同じ高さになって、ステージが見えないんだよね。あー失敗した。フロアに降りとけばよかった。
そんなこんなで個人的には不完全燃焼になりつつも、まあ普通に盛り上がってる。こんだけ満員なら当然か。
で、途中でなぜか歓声が上がり、とてもバカテクのベースの人が出てくる。
よく見えなかったのもあって、なんだあれー、と思ったが、実は終わってからちゃんと知ったのだが、Thundercatがベース弾いてたのね。
Thundercatといえば…、というほどよく知らないのだが、Spotifyで聴いてから結構好みである。この前のSonicManiaでも観たかったのだが、MBVと同時だったので泣く泣く見れなかった記憶が。

Thundercat - Them Changes
Vocalはスムースなんだけど、何故か重苦しいFunkなこの曲がお気に入りである。
とかなんとか私の話は良いとしても、途中からはThundercatが弾きまくりで、てっきりThundercatのショーと勘違いしそうな感じである。なんでライブのクレジットに入れてないのか謎に思うくらい。
Flying Lotus featuring thundercatのクレジットで正しかったと思うのだけど。
本編最後*1のNever Catch Meはやはり盛り上がりましたね。

Flying Lotus - Never Catch Me ft. Kendrick Lamar
この後からアンコールなんだけど、なんか延々やってた気がする。
ファンク色が増して、なんかJB'sとかその辺を観てる感じに。いやJB's観たことないんだけど。
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終わらないFunkは以前も書いたことあるけど黒人音楽の伝統だね。

大変堪能して、帰途に着きました。

*1:あたりだったはず

Summer Sonicを観に行った(その3)

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いい加減終わりである。ライブから3ヶ月後ってどう言うことなんだ。実はWOWOWでやってたサマソニの映像見てから書こうと思ってたんだけど、それでも1ヶ月経ってるな。
前回ずっとスタジアムにいたと言ったが、当然そのあとはRADWIMPSである。
なんだけど…、才能があるグループなのは認めるんだけど、どうにも好きになれないグループである。意外とJazzっぽくて、全体的にはRock色もあまりなく、好きになれそうな音楽ではあるんだが、どうもダメ。
なんだろうなあ。
微妙なあざとさが気に入らないのかなあ。
音のバランスが変なのも気になってたが、そこが苦手な理由ではないはず…。
苦手なものは苦手だし、ファンの人もめちゃくちゃいると思うので、この辺で。

最後にレッチリである。
実はBabymetalの方が見たかったのである。
ただ、マウンテンステージは非常に混んでそうで、また途中で戻ってくるのも大変だし、それなりにいい席も確保出来たし、移動するのも面倒くさいし、というわけで、消去法でレッチリである。
というわけで実は全然期待してなかった。
が、
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セッションから始まり、"can't stop"のイントロが始まると今までとは盛り上がりが完全に違いますね。これは流石だと思いました。
私も25年前を思い出して盛り上がったのである。いやー完全に舐めてた感じである。素直にごめんなさいと心の中で謝りました。
勿論、こんな近くでは見てないので、Fleaがこんな動きをしてるなんて全然知らなかったよ。
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大体モニターに映るこんな感じのステージを見てたんだけど、やっぱりアンソニーも年取ったし、いつの間にか短髪に、って短髪になったのもかなり前っぽいけど、WoodStock’94とは変わったなあ、とか感慨深かった。というか、あれからレッチリのライブの映像は見てないんじゃないかな。そういや。
www.youtube.com
で、久々に聴いて思ったんだけど、レッチリの曲って曲として成り立ってないのが多いよなあ。
”By The Way”が典型的だと思うんだけど、フックと間奏のみで成り立ってて、メロディがほぼない、というか、所謂ヒップホップとも作りが違ってる気がする。日本の曲はコードが多くて、ワンコードのこういったのは馴染んでないというのは確かにあるけど、なかなかここまでの曲はアメリカでも少ない気が。カッコいいところだけひたすら繰り返す押しの強さは真似できないな、と思う。
www.livefans.jp
セットリストの最後は"Give It Away"
www.youtube.com

Bob Marley, poet and a prophet
Bob Marley, taught me how to off it
Bob Marley, walkin' like he talk it
Goodness me, can't you see I'm gonna cough it?

いや本当に懐かしい。
この部分の歌詞の響きが好きだったなあ。
私にとってはそれ以外の何物でもないのだけど、皆さんとてもとても盛り上がっててまだ懐メロではないですね。
そういや90年代ってもう懐メロだよな普通に。
私の中のレッチリのイメージはどっちかというと更に前の80年代なんだけど。

ウィスキー業界の闇

日本産ウイスキー、超高値でも在庫払底の危機

 供給量が少なく価格が高いのは日本産ウイスキーだけではない。しかし、希少バーボンとして知られる「パピー・バン・ウィンクル」など他の人気ブランドとは違って、日本産ウイスキーの希少性は意図的につくり出されたものではない。どちらかと言えば、日本のウイスキーメーカーが2010年代初期にこれほど急激に需要が伸びるとは予想しておらず、増産が間に合わなかった。
 サントリーは昨年、供給が追い付かないことを理由に「響17年」を含む2種類の人気ウイスキーの販売停止を発表した。2003年公開の映画「ロスト・イン・トランスレーション」では、ビル・マーレイ演じる主役が響17年のテレビコマーシャルに出演する設定だった。サントリーの広報担当者によると、同社は既に増産に取り組んでいるが、熟成期間が長いため、いつになったら供給が需要に追いつくか判断するのは難しいという。サントリーは2013年以降、ウイスキー増産に3億ドル以上を投じているという。

jp.wsj.com
これねえ。確かに山崎はほぼ買えないんだけど。色々手を尽くしてはいるが、あと10年は難しいらしく、日本産ウィスキーは品薄の状態が続くだろう。
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この際にも似たようなことは書いたよね。まあ家には山崎も白州もあるけど、これだけじゃなくて、ニッカの余市とかそう言うのもなかなか手に入らなくなった。今後もしばらくはこの流れのはず。投機扱いになりそうな気もするけどなあ。見かけたら確保するといいかも、と言うか東京ではないけど、地方だとまだ眠ってたりするし。
なんで日本のウィスキーが高額で取引されるの、というと、どうやらウィスキーの貯蔵には寒暖の差があることが重要らしく、しかも昼夜の気温差も必要なので、日本の気候があっていたから、という話を聞いたことがあるが、これ本当だろうか。ブレンデッドの技術のような気もするけどねえ。
と言う話をしたいわけじゃなくて。
https://www.instagram.com/p/B2wgfl7H0cY/
熟成中
前にイチローモルトの蒸留所の見学の時に話を聞いたんだけど、スコットランドから普通にウィスキー原酒を輸入しているのね。それにブレンドして売ると日本のウィスキーになる、という。えーそれほんと?なんか詐欺っぽくない?と思ったわけだけど。この画像は蒸溜所の中なんだけど、そこにある熟成中のウィスキーも結構スコットランド産があったりする。

民間団体における「ジャパニーズ・ウイスキー」の定義

日本の国内法ではウイスキーの産地とラベル表記に関する厳密な規則がなく、スコッチ・バーボンにおける法規則や日本ワインにおける国税庁告示(果実酒等の製法品質表示基準[7])のような産地表記に関する規則がなく、例えば、日本国内で蒸留せず、国内で貯蔵・ブレンド・瓶詰めしただけでも「ジャパニーズ・ウイスキー」表記で流通させることができる。近年、これを問題と考えた日本国内の一部の蒸留所は、一部でも輸入原酒が使用されているウイスキーのラベル表記を「秩父ブレンデッド」から「ワールドブレンデッド」に、「ブレンデッドジャパニーズウイスキー」を「ブレンデッドウイスキー」表記に改めるなどしている。

ジャパニーズ・ウイスキー - Wikipedia
確かに、ウィスキー原酒にはほぼ味はないので、蒸留所で貯蔵することに意味はあるとは思うけど、とはいえですよ。それを日本のウィスキーとかいって高値で売ってたら誰も買わなくなるよ。日本酒は厳密なのに*1、ウィスキーはとてもいい加減なんだよな。酒税法は。
なので、その辺で売ってるジャパニーズウィスキーが本来どのような原酒を使ってるのか素人にはわからない関係上、手を出すのが怖いんだよね。だから山崎とか白州とかその辺の素性が明らかなもの(大手のものと言ってもいい)は手を出せるけど、その手のベンチャーなウィスキーはなあ。難しいよ。ビールとかなら最近の小さなブルワリーもいっぱいあるけどそれは手を出せるんだが。
https://www.instagram.com/p/BvULUVpHtI6/
今日ではない
所謂作りたての原酒は、ウィスキー業界ではnew potというのだけど、蒸留酒なので、多少は味があるものの基本的にアルコールオンリーである。加水して熟成させないとあんまり美味しいとは思えない、と思う。この辺が日本酒のような醸造酒とは違いますね。
因みに、日本のウィスキーは本当にびっくりするくらいお高いです。

サントリーシングルモルトウイスキー山崎50年57%700ml【SUNTORYSINGLEMALTWHISKYYAMAZAKIAGED50YEARS】【クレジット決済/銀行振り込み決済に対応】【代引き決済不可】

商品番号 0000000102384
価格
33,400,000円

item.rakuten.co.jp
これはまあ冗談としても、

サントリーシングルモルトウイスキー
山崎シェリカスク 【2016】
48%700ml THE YAMAZAKI SINGLE MALT WHISKY
【銀行振り込み決済・クレジット決済に対応】【代引き決済不可】

商品番号 4901777282612
価格
348,000円 (税込)

item.rakuten.co.jp
3年前に販売されたウィスキーで、いくら限定品と言っても35万円だからね。

*1:といいつつも桶買いとかあるけどさ

Summer Sonicを観に行った(その2)

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さて次はRANCIDである。
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RANCIDってもうなんだったっけ?くらいの遠い記憶の彼方にあるバンドなのであるが、だんだんこの辺から人が集まってくるのである。しかしスカ・パンクは冷静になって考えると、そこまで好きな音楽ではないのである。ブリストルサウンドは好きなんだけど。
なんか妙に明るく楽しいジャマイカ音楽ってのが微妙に苦手で、スカは好きだけど、そこから影響を受けた、と思われる2トーンもまあよくて、ただスカ・パンクは苦手と言う。普通はどれも違わないと思うとは思うんだよなあ。
www.youtube.com
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上からオーセンティックスカ(Skatalites)〜2トーン(Specials)〜スカパンク(RANCID)となるんだけど、基本路線は全部一緒だけど、徐々に好きではなくなっていくんだよなあ。ホーンの有無とかそう言う話ではない気がする。
まあそれはいいや。
robert glasperの時には全然埋まっていなかったアリーナもこの辺から埋まり始める。アリーナの最前列なんてとても行く気が起きない。スタジアムも日陰になっている箇所については、早々に埋まってしまい、正面あたりしか席が残っていなかったりする。この辺からずっと席から離れない人が出てきた感じ。
まあホルモンがその前の昼間にやってたらしく、その時点で満員だったそうなのだが。
この辺はさらっと流して、次のMWAM。
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これはとにかくGuestが多かった。6組くらいいたんじゃないかなあ。Guestの多さはとてもフェスっぽくて良かった。こういうのはサマソニとかそう言うのじゃないと観れないしね。
いつもの通り、私があんまり知らないバンドもあるのだが、その筋には有名な人たちも多かった、ようだ。
流石に布袋は私もわかるけれど、洋楽のバンドは全然知らないなあ。もう最近の洋楽は全然わからない。HipHopもちゃんとは追いかけてないし。
と言うところで今回も終わり。3回もやる気もなかったけど、異様に長くなってしまいそうだし。
実はそろそろ気づいたかもしれないけど、ずっとZOZOスタジアムの方にいた。移動めんどくさいし、そこそこいい席確保できたので、そこから移動する気が起きなくなっちゃったんだよねえ。
つづく。

東京殴り込み音頭

伝説の河内音頭の越境ライブ盤が2019年6月この世を去った河村要助のオリジナル傑作イラストと共に復刻

あの伝説の河内音頭の越境ライブ盤が2019年6月この世を去った河村要助のオリジナル傑作イラストと共に完全復刻!! ¥1,500円のスペシャルプライスで真夏の夜の天の川を越えて天国に届け!! 三音家浅王丸・日乃出家小源丸『河内音頭 東京殴り込みライヴ「赤盤」』、五月家一若・河洲光丸『河内音頭 東京殴り込みライヴ「青盤」』が2019年7月25日に発売。

芽瑠璃堂 > 伝説の河内音頭の越境ライブ盤が2019年6月この世を去った河村要助のオリジナル傑作イラストと共に復刻
http://p-vine.jp/music/pcd-15065
「あの伝説の」河内音頭、と言われても普通はなんのことだかさっぱりだと思うのだが、というか私は関西文化をあまりよく知らないからなのだが、これを試聴して気に入った。緊張感が素晴らしい。
しかしレコードだと片面1曲なのな。Live盤ってこともあるし、Fela Kutiかよ。
www.youtube.com
その音源そのものはYouTubeにはなかったので、別のものを。
しかし長尺だし、なんかこれ独特のリズムだなあ。
またエレキギターの使い方が独特で、低音弦の響きが印象的なのだが、サビ?っぽい盛り上がりの部分でルート音をボーンボーンと弾いてるので、ギターというよりベースの方が合ってる気がするんだけど、なんでこんな使い方をしたのだろう。ギターと三味線が被ってるからなのかもしれないけど。
不思議。

閑話休題

しかし河村要助って亡くなってたんだな。全然知らなかった。河村要助といえば、ラテンの人というイメージだが、どっちかというとイラストレーターとしての方が知られているのだろうか。私の中では湯村輝彦のイラストとごっちゃになってしまうので、どれがどちらの作品なのかと言われると、あんまり答えられる気がしない、くらいのレベルでしか知らないのだが。