先週出かけて正解であった。蒸し暑い

箱根山が話題ではあるが。

神奈川県の箱根山で噴火警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられた30日、地元の観光関係者からは「先が見えない」と戸惑いの声が相次ぎ、住民や観光客にも不安が広がった。

 すでに全線の運転を見合わせている箱根ロープウェイの関係者は「小康状態になったと思ったのに。ここ2、3日で地震が多く、恐れていたことが起きた」と話した。

http://www.sankei.com/affairs/news/150630/afr1506300029-n1.html
温泉が出るということは火山活動があるので、こうした事態になるのはそんなにおかしなことではない。しかも箱根山カルデラ噴火したこともあるのだ。カルデラ噴火といえば、やはりここは九州であるが、九州壊滅した鬼界カルデラ噴火を忘れてはいけない。

このような広域火山灰をもたらした噴火の一例が、鬼界カルデラの噴火です。今からおよそ7,300年前、鹿児島市の南方およそ100kmの島で激しい噴火が発生し、島の大部分が失われて海底に巨大なカルデラが形成されました。放出されたマグマは100立方kmを超えます。当時の島の一部は、現在でも薩摩硫黄島などで確認することができます。この噴火によって発生した火砕流の一部は海上を走り、大隅半島薩摩半島にまで上陸。また、海中に突入した火砕流の一部は大津波を発生させ、その痕跡は長崎県島原半島で確認できます。
(中略)
活火山のない四国も厚い火山灰で覆われ、南九州から四国にかけて生活していた縄文人は死滅するか、食料を求めて火山灰のない地域に移動し、1,000年近く無人の地となったようです。というのも、この火山灰層の上下から発見される縄文遺跡の土器の様式が全く異なっているからです。このように、活火山の無い四国や近畿、中国地方東部であっても、南九州で大規模な火山活動が起これば、大変な火山災害に襲われることがあるのです。

http://www.nhk.or.jp/sonae/column/20130314.html
しかも日本では更に強力な阿蘇4噴火などまさに最終兵器としかいいようのない噴火活動がかつて発生しており、そのようなことまで考えれば、箱根山の今の状況なんて、やかんで鍋が沸騰した程度のものであろう。因みに、世界で一番恐れられているのはイエローストーンカルデラ噴火であるが、これ起きたら世界壊滅なのだろうな。まあ気にしてもしょうがないけど、あと100年くらい経ってからにしてほしい。karapaia.livedoor.biz