西武マイナー路線の旅その1
西武鉄道にはマイナーな路線がいくつかある。具体的には↓の辺。
何でこんな路線があるのかずっと疑問だった。国分寺から2本出なくてもいいじゃんとか。ただ乗った時に気になっただけだったので、積極的に調べることもなくずっとほっといたのだが、
地図と鉄道省文書で読む私鉄の歩み: 関東(2)京王・西武・東武
- 作者: 今尾恵介
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2015/01/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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じゃあ背景が気になると行ってみたくもなるもので行ってみた。実際には何回かにわけていってるし、そんなに写真はないけど。
西武多摩湖線
西武多摩湖線
国分寺から多摩湖(村山貯水池)に向かうためというなんだかおかしな路線である。元々は観光路線らしい。人工湖が観光といわれてもって感じではあるが、時代背景とかあるしね。今で言うと、ディズニーリゾートラインみたいなものかな。さすがにそれはいい過ぎか。
大体終点まで行くものはなくて萩山で乗り換える。そもそも萩山ってどこって感じではあるが。また、近くを走るはずの国分寺線とは交差するにもかかわらず全く乗り継ぎが出来ない。当時はともかく、今は同じ会社なのに、その辺考えなかったのかと思うがよくよく考えたら似たようなところが終着駅なので、乗り換えの必然性がないよな。大体この路線、地方だったらとっくの昔に廃線になるようなローカル線だし、基本西武遊園地に行く人しか乗らないだろうからまあいいか。(ただ、国分寺~萩山間は地元の人しか乗らない気がする・・・。)
実際地図見ればわかるのだが、この辺やたらごちゃごちゃしている。東京都心か?と思うレベル。実は武蔵野線も近くを走っているのだが、乗換えが非常にめんどくさい。初見だと確実に勘違いしそう。でもこの辺行く機会自体があまりないけど。
この後でも似たような話が出るかもだが、とにかくすぐ終点である。10分くらい、つまり3,4駅乗ったら終点で乗り換え。けっこうめんどくさい。
萩山駅の交差線
なんだか交差が綺麗だと思ったので写真に撮ってみたが、後で見ると、何を思ったのかわからんな実際。
都市マイナー路線そのいち
萩山で乗り換えて西武遊園地駅に向かう。実は西武遊園地なんて始めてである。が、全く興味がないので乗換駅でしかない。つまりまた乗換えなのである。
しかし驚いたのは遊園地そばまで全部住宅地であることである。当たり前といえば当たり前な気もするが、この辺は私は完全に畑と田んぼばかりだと思っていた。全然観光気分にならない。
つづく。