この現象に名前をつけたい。

例えば、酒屋で珍しい限定品の日本酒を見つけてウキウキした気分でとりあえず買ってしまう。
しかし、勿体無くてなかなか飲めず、そうかと思うと、また別の酒屋で限定品を見つけてしまい、ついうっかり買ってしまう。
以下ループ。
で、結果的に、冷蔵庫が酒で溢れかえり、生酒であるのにも関わらず、冷蔵庫の中で熟成してしまう。
と言う現象。
これ生酒だと長期間家庭用の冷蔵庫に入れておくと、味落ちちゃうからやめたほうがいいんだよなあ。

まず最初は裏鍋島と呼ばれる、普通ではなかなか手に入らない鍋島のブレンド酒を買ったんですよ。
https://www.instagram.com/p/BYQjYV_hswy/
裏鍋島
それはもう1ヶ月くらい前だったのだけど、つい先日また別の限定品をうっかり見つけてしまった。
https://www.instagram.com/p/BYQpJUVBV-n/
高温山廃 高千代
https://www.instagram.com/p/BYQpPz2BP_j/
たかちよ 限定品
これが高千代の限定品2種。鍋島も残ったままなのに、一体いつ飲むつもりなんだ、全く。
https://www.instagram.com/p/BW14mhzhBIo/
バレルフカミダス
このバレルフカミダスもしばらく飲まなかったので、なんだか本来の味とはちょっと変わってしまった気がした、と言う後悔があったのにもかかわらずこの体たらく。嗚呼。

余談

いつも思うんだけど、日本酒業界ってあんまりネットに情報流さない傾向あるんだよね。わざとなのか単にネット慣れしてないだけなのかわからないけど。
この日本酒も酒販店の情報以外殆どない。
特に高温山廃は、なんでこの作り方をしようと思ったのか気になるんだけどなあ。

高温山廃とは…
正式には、高温糖化山廃もと。
蒸した米・麹・水を50℃〜60℃に保って
甘酒のようなものを作り、
野生酵母などを滅菌してクリーンな状態を生成。
冷却した後に、酵母と、別に培養した生の乳酸菌を添加するという、
近代技術が生み出した安全かつ効率良い造り手法。
一般的な仕込み方法である山廃もと(約5℃前後)や
速醸もと(約20℃前後)より高温で仕込むために
この名前がつけられたとのこと。
純粋な山廃もとの酒よりは雑味少なく
淡麗でありながら味は濃く、
いわゆる幅もあり品質も一定な酒質となるのが特徴。
そして、純米大吟醸のおりがらみ。
甘さ、酸もはっきりと感じられてインパクトあり。
軽快なお酒に少し飽き始めたら迷わずおすすめしたい一本。

[高温山廃]高千代 純米大吟醸 おりがらみ生 720ml|日本酒,銘柄,新潟)高千代/たかちよ|地酒専門創り酒屋 かがた屋酒店

「高千代」「たかちよ」と高クォリティーのお酒を醸し出す高千代酒造さんより。シリーズの進化系?ともいえる超・期待の新シリーズ「Takachiyo59」。英語のたかちよ、または コードネーム「ゴクタカ(59 極taka)」シリーズ。
このシリーズは全国の酒米を「協会1801」で醸し、大得意の扁平精米技術で「59%」に統一し大吟造りで挑む意欲作。まず間違いなく美味しい予感しかしないシリーズ!
今回のCHAPTER VIII は 岡山県雄町と南魚沼一本〆を使用。

Takachiyo 59 CHAPTER VIII IPPON-OMACHI 純米吟醸生原酒 500ml -正規取扱店- 旨酒専門店うらの
こんなこと言われても普通全くわからないよね。笑。だからプレミアもなかなかつきにくいし、酒蔵の地元近辺なら容易に買えるんだけどさ。