mp3blog調査結果(2019年度版)

たまたま人から昔のmp3blog紹介していた時のログ見せてよ、と言われたのだけど、手元にもないし、何時頃やってたのかも忘れたし、で、偉く調べるの時間かかった。なんせ15年前の話なので、書いたことは覚えていても内容は綺麗さっぱり忘れていたよ。
そもそもなんでmp3blogに興味を持ったんだったかなあ。日本では全く盛り上がってないムーブメントだったし、当時日本で紹介してた人は私を含めても数人くらいしかいなかったはず。個人的にはYoutubeより前のムーブメントだとばかり思ってたんだけど、2007年くらいにも盛り上がってたみたい。いや全く知らなかった。
あ、私がblog書き始めたのは、2015年からですけどね。
それでももう4年目になるのかー。

閑話休題
久々に当時のログを見返していて、今やるとどんな感じになるんだろう、というのをやってみた。
fake-jizo.hatenablog.com
この際の客入れの際に、BGMで掛かっていたもので気に入ったのをいくつか。Shazamが無ければこんなこと出来なかったね。Shazam万歳。

Tom Dissevelt - Orbit Aurora (1958)

www.youtube.com
初期エレクトロニカ?かな。スペースエイジ・バチェラー・パッド・ミュージックの方が近いか年代的には。レス・バクスターとか。いやでもそれよりもエレクトロニカだな。

スペース・エイジ・バチェラー・パッド・ミュージック

スペース・エイジ・バチェラー・パッド・ミュージック

因みに、実は今日初めて知ったのだが、「スペースエイジ・バチェラー・パッド・ミュージック」はステレオラブのアルバム名ではなかった。

ゴズリングが役作りの過程で、アームストロングの愛聴曲だったことを突き止めたことで脚本に組み入れられたというこのナンバーは、典型的なスペースエイジ・バチェラー・パッド・ミュージック(SABPM)だ。
SABPMとは、独身男性が当時は高額だったオーディオ・セットで聴くことを想定して作られた、宇宙をテーマにした甘く美しいムード・ミュージックのこと。

rollingstonejapan.com
www.youtube.com
ということでここで挙げられている典型的なSABPMと比べると、やっぱりエレクトロニカ色が強い。Tom Disseveltなんて全然知らなかったけど、元はJazzのプレイヤーみたいね。なんでこんな音楽作ってたのか謎ではあるが、SunRaとかと比べればそんなに謎でもないか。いや比べる対象が謎か?

Ashra - Shuttle Cock (1978)

www.youtube.com
Ash raといえばこうだよね、という王道な感じだが、そう言って伝わるのかどうかわからない。E2-E4は20世紀末のテクノを聴く人は全員知っていたと言っても過言ではないけど、あれから20年も経つからね。
ただ、他曲と同じフレーズもあるような...いやそんなことを気にしてはいけないのだろうな。

Suzanne Menzel - I feel it starts again (1981)

www.youtube.com
妙にStrangeな音楽だからドイッチェかな?と思ったらデンマークだった。
っていうか誰だよそもそも。調べても全然わからん。

ts "kult" here in Denmark right now . And gettin re-release and shit . To me it sounds like a cheap copy of super boring Enya . But loads of fools see the second coming and buy the crap. Its cult y'know :-D

Suzanne Menzel - Goodbyes And Beginnings (Vinyl, LP, Album) | Discogs
Discogsでは猛烈にDISられてるし!

Modest Mouse - Tiny Cities Made Of Ashes (2000)

www.youtube.com
ガレージ+Residents?Residentsも十分ガレージだが。
こういうのって、今だとSpotifyのRadioとか使うと、更に似たような音楽を辿れる。
2019年だとこの辺が便利だよな、と最初思ったんだけど、実際やってみたところ...

PavementとかYoLaTengoとかで全然新鮮味なかった。
もっと意外性を!というのはなかなか難しいんだろうなあってことで、ここにはまだDJの有用性があるな、とは思った。