初めての寄席

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今年初ライブ
実は寄席って行ったことなかったのである。
もういい年なので、寄席通いも始めなければならない。忙しい。
というのは冗談だけど、一度行って見たかったので、行って見た。
内容は、落語の合間に寄席芸人が芸をやるという感じで、正月にみる演芸番組って感じではある。まあ逆なんだが。紙切りとか、なかなかこういうところ行かないと見れないよなあ。
夜の部は、18時からスタートなんだけど、最初は前座なので、最初からわざわざみる必要もあんまり無く、7時とか8時からでも適当にふらっと入るのが一番いいのでは、と思う。
この辺普通のライブとはちょっと違うよな。
写真見れば分かる通り、客は2,3割程度でガラガラである。この上野の演芸場は酒も飲めるみたいなので、適当に外行ってコンビニ入って、酒とツマミを買って眺めるという、とてもゆるい感じで、キツキツなこともなく、居心地が良い。
しかし平日とはいえ、この客入りではかなり運営厳しい気もするなあ。常設というか毎日2回やってると入っても、5割くらいは客が入らないとまずいんじゃないだろうか、とか余計な心配をしてしまう。元々は東京にももっとたくさん寄席はあったはずだけど、かなりなくなって今に至るけど、このままだと更に危ないんじゃないか、という気もしなくもない。名人といっても、最初はこういうところがないと演じるところがないからなあ。
最初の辺りからずっと見てたけど、やっぱり大トリに向かって徐々に面白くなっていきますね。大トリはトリを任せられるだけのことはあって、流石だと思った。
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終わった後は太鼓をたたくんだね。この手のものは文化としては残っているけど、大元がなくなってしまうと、なんだかわかんなくなってしまうよな。
まだ残っていることそのものが驚くべきことなのかもしれないけどね。
半期に一度くらいは行くのもいいかなあ。だいぶ楽しめたので。他の人も見て見たい。
値段も三千円いかないし。結構安いですよ。