染み付いた貧乏性が憎い

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5本で6千円弱
先日購入した5本で6千円弱の焼酎5本セット。
買ったときから予想はしていたのだが、やっぱり安価なものから先に消費していく。要するに魔王と宇佐美は残ったままでいつ飲むのかはっきりしない状態である。何かのタイミングでとはいってもそんなにタイミングがあるわけでもなく、なかなか消費しきれないのである。
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買った。
こういう風にして未だに我が家には1年前くらいに買った森伊蔵が残ったままなのである。一体どうすれば。嗚呼。

Flowers of Romanceの謎


この曲をずっと聴いているといつも時空が歪む感じがする。というのもJohn Lydonの声が入る0:58辺りでリズムが切り替わるからだ。しかも流して聞いてるとリズムが変わったことに一瞬気づかなくて、後からあれ変わったな、的なことを毎回思って不安な感じになる。劇的に変わるのならともかく、微妙な変わり方なので、これ本当に意図してリズムを変えているのかすら気になって更に不安になる。

サザエさん(1956)を観た

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前回よりも20年新しくなって戦後である。いやー新しい・・・わけがないな。江利チエミサザエさんは存在は知っていたが流石に観たことはなく、初見である。
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で、別に狙っていたわけじゃないのだが、これ前回のアステアと同じくミュージカル映画なのな。初っ端からラテン音楽上で踊るサザエの妄想からスタート、と書くと訳わからんが、実際そうなのだからしょうがない。
ミュージカル映画というのは今の日本映画では廃れてしまったジャンルと言い切っても良いだろうが、このころは結構あったんだろうな。とはいっても、日本の世田谷区を背景にした映画の要素部分については、どうみても未舗装の道路だし、バラックに毛が生えたような木造家屋だったりと、昭和30年代初頭だとまだまだこんなものなのかもしれないが、ミュージカルが似合う要素は0である。日本の世田谷区を背景にした部分は、「喜劇」の色が強く、たまに妄想がはいってブロードウェイミュージカルになると、「コメディ」を真似た色が強くなる、とまあそんな感じ。
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妄想ってのが良くわからんと思うが、こんな感じである。
また、ラテン音楽も多くって、戦後ラテンが流行っていたというのは本当なのだということを知る。*1最後のラスト部分でジングル・ベルをラテンアレンジしていたのはなんだか意味がわからなかったが、今だとハロウィンのBGMで流れる「スリラー」をEDMにアレンジするようなものか。ヒャダイン辺りが作りそうではあるが。

*1:当時はラテンも一まとめにしてジャズと言われていたようだが、

気儘時代(1938)を観た

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3年位探してた。
別の本を探しててたまたま入った神保町の古本屋でようやく見つけたのである。
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でもちょっと言及していたが、実は色々探しまくっていて、結構諦めの域に達していたので素直にうれしい。別に転売するわけじゃないので多少汚れていても問題ない。
で、当然といえば当然かもだが、これらの本に載っているような古い映画などに興味が出てきて、CSでやってたときに録画しているのである。
さてこの「気儘時代」はアステア&ロジャース時代の戦前のミュージカル映画である。
といっても何がなにやらだと思うので、要するにこんな感じってのがこのYouTubeなのでこれを観ればよろしい。

ミュージカルは話の途中で踊りだしたり歌いだしたり正直どうしても馴染めない部分があるのだが、この映画はダンスパーティで踊りだしたりとかそういうのが多いので、まだ何とか気にならなくもない。アステアのタップは勿論上手いのだが、映画の最中タップとかダンスだけの時間が結構あるんだよな。今だとこんなのない気がする。まだサイレント時代の名残的なものも残っていたのかもしれないが、全体的にどこかのんびりした感じを受けるのはやはり時代だろうなあ。この流れで10作以上も作ったのは驚くが、みんな飽きなかったのかな。わからん。
今考えるとよくわからないのはプログラムピクチュアの類で、何作も連続して同じ布陣で撮るってのは安定感はそりゃああるけど、10作も20作もやれば流石に面白みもなくなるだろう。最近プログラムピクチュアなんてもう時代遅れだよな、寅さんだって、何が面白いのかよくわからなかったしな、とかなんとか思っていたら
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こんな感じで未だに似たような話出てるから、よくわからない私は別として、こういうのは廃れないものなのだろう。
音楽はIrving Berlinであり、偉大な作曲家ではあるのだが、もう知っている人もいないか。この人ユダヤ系なんだけど、ポピュラーミュージック色が強くて、あんまりクレズマー的な感じを受けないんだよな。なので、あんまり好きにはなれなかった。勿論スタンダードな曲も一杯あるので、名前は知らない人でも知っている曲は多いんだけどさ。

しかし

これは老年の趣味ですらないな。今の老年は戦前映画に興味はないだろうし。いったいどこに向かってるんだ私は。

Tortoiseを観た

大分前の話だな(笑)。
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tortoise
2nd辺りから聴き始め、4thの「Standards」までは聴いてたんだけど、そこから先は全くわからず、とまあそんな状態のバンド。シカゴ音響派が好きなこともありましたねそういやでももう20年くらい前なんですね、と若干年を感じる。
開演時間より少し遅れて始まる。
もうどんなバンドだったかすら忘れているのだけど、おっさん(というかおじいさんっぽいのもいたな。)5人がだらだらと集まり始め、スタート。そこで黄色い歓声が上がって非常に驚く。え?こんなバンドでなんで?とか思いつつ皆様なんか盛り上がっている模様。
日本中のTortoiseファンが渋谷on airに集まっているからだろうか。なんかどう考えても盛り上がらそうな音楽なのに、観客席側はそうでもない。不思議な感じである。恐らくは新作からの曲がメインなので、私はよくわからんのだが、曲ごとに演奏者が変わるのな。いくらマルチミュージシャンの集まりといっても曲ごとにパートが変わるのは、ライブで観たのはチャットモンチー以来である。勿論チャットモンチーとは全く似ていない。
曲を聴いててやっぱり思い出すのは、プログレクラウトロックであり、一見フュージョンっぽいんだけどそうではなくロックベースだと強く感じた。これはなんでなのかなあ。多分ギターのトーンがクリーンじゃないからなのだけど。ただ、シカゴアンダーグラウンドデュオもここのメンバーだったはずであり、ジャズ色も強いはずなのだが。
最初終わった時に1時間くらいだったので、あーこれは90分くらいで終わりかな、割と早いなー、と思っていたら、アンコールは2回行い、きっちり2時間ちゃんと演奏する。やっぱりこの辺はプロなのね。まあみんないい年だしなあ。でも、メンバーの中ではジョン・マッケンタイアが一番ぶっきらぼうで、すぐいなくなるし、殆ど挨拶もしない。
全体的には久々に観たインストバンドなので、凄く良かったというわけではないけれど、安定していた感があった。キャリア20年以上だから当然といえば当然か。
実は次の日、あら恋を観ようかどうか迷ったのだが、さすがに2日連続してインストライブというのは精神的に辛く、諦めた。

閑話休題

昔一番好きだった曲を唐突に思い出したので貼っておくが、結構叙情的な曲が好きだったのな。当時辛かったのかな、いやあんなに適当なことやっててそれはないな。
youtu.be
あら恋はいつか観てみたいが、結構テンション高めなんだよな。
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西武マイナー路線の旅その3

fake-jizo.hatenablog.com
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大体終わりなのであるが、まだ続きがあるのである。

西武多摩川線

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是政線
近い位置にあるのにもかかわらず全く他の西武線とは接続がない、ある意味一番マニアックな路線。そもそも東京の人でも存在は殆ど知らないし、乗ったことある人は輪をかけて少ない(断言)。乗り換えは武蔵境だし、沿線に何かあるわけでもないので、通常乗る要素がない。でもなんかのんびりして良い路線ではある。
この手の地方ローカル線だと2時間に1本が普通なのだが、これは1時間に3~5本走ってるし、っていうかなんでこんなに走ってるんだ・・・。やっぱり利用する人意外と多いのかこれ。
えきから時刻表 駅時刻表

西武国分寺線

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西武国分寺線
元々西武線系では最も開業が早いのに、完全に無視されている謎路線。国分寺から北に西部多摩湖線と併走するとか全然意味わからん。事情がわかるまで謎でしょうがなかった。
さて、この路線は東村山に着くのだが、東村山といえば、東村山音頭である。というかそれしか知らない。多分これすら知らない人も多いと思うので、世間の東村山のイメージはなんなのか聞いてみたいところではある。
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何があるのか全くわからなかったので、降りてはみたのだが、うーん何もない。西武線のターミナル駅は流行ってるのかどうかさっぱりわからんところが結構あるのだが、ここもそうだった模様。宿場町的な感じをちょっと期待していたのだが、そんなもの残っているわけないか。
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何もないところに来た
東村山ではちょっと場末館漂う喫茶店で普通のコーヒーを飲んだだけだな。やったことは。この辺になると東京とはいえやっぱ車社会なのかな、と感じた。きっと街道沿いには何かあるのであろう。行かないけど。
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志村けんの木
帰りに志村の木も見てきたのだが、まあ普通の木なので何の有り難味もない。降りたのは失敗だったかと思いながら帰途に着くことにした。

西武西武園線

ここに行くかどうか迷ったのだが、競輪やるわけじゃないし、別に制覇するつもりもなかったので、結局乗らなかったのだが、よくよく考えてみると、西武線でここだけ乗ってないな。ちょっと気持ち悪いが、自分は乗り鉄じゃないと言い聞かし、無視することにする。
あ、豊島園線とかもあったな。別に行く気ないけど。

貧乏人とせっかちが気にするエスカレーター

togetter.com
ちょっと前に話題になったこの話。
何で日本全体になっているのかわからんが、東京近辺と大阪近辺だけだよなこれ。地方に行くとエスカレーターを片方空けるという文化そのものがない。東京の人は面食らうかもしれないけど、だってそんなに急いだって意味ないじゃん、というのは至極当たり前の前提を忘れているだけだと言えよう。
で、東京でもこの片側空けるという文化がないところがあって、日本橋三越では、誰も片側を空けてない。横を歩いて(走って)いる人もいない。これが、新宿伊勢丹や、高島屋タイムズスクエアでは違うので、百貨店だからということではなく、百貨店でもその立地に拠るのであろう。そういわれると銀座松屋三越も確かにあんまりそんな文化ではなかった気がするが・・・、5年は行ってないのでちゃんと覚えてないなあ。
そもそも、日本橋三越に来る様な人は普段通勤ラッシュとは無関係にも見えなくもないし、第一エスカレーターに乗りなれてない雰囲気すら見える。なので、庶民の常識とはかけ離れているので、こんなことを気にしないのだろうな。
というわけで、口角泡吹かせてこういう話題を語る人は貧乏人かせっかちなのだろう、と一方的にレッテルを貼っておこう。