醤油の生産地に行ってみた。

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野田市である。野田市といえばキッコーマン。以外はあまり思いつかないが、そういう街である。

現在、千葉県、野田市東武鉄道株式会社の三者では、踏切に起因する交通渋滞や事故の解消、市街地の一体化等、安全・安心のまちづくりや地域の活性化を図るため、連続立体交差事業を進めております。このたび令和3年3月28日(日曜日)に上下線を高架に切り替え、高架運行を開始することとなりましたので、お知らせいたします。

www.city.noda.chiba.jp
駅舎はとても新しくつい最近建て替えたらしい。
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駅からも巨大な工場が見える。
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www.kikkoman.co.jp
駅のすぐ近くにもいくつも工場がある。これはその一つである。本来はキッコーマンの工場は工場見学できるのだが、コロナ禍の影響で中止中である。
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ヒゲタ醤油みたいに中を見てみたかったんだけどねえ。
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ところで、野田市というと東京からは電車ではとても行きにくい場所にある。直通がなく、柏か春日部経由で行く必要があり、東京の西部に住んでいる人は銚子以上に行く気が起きない場所であるだろう。バスなら行きやすいんだろうけどね。大した用もあるわけでもないのに、高速バスでわざわざ行くのもなー。そういう場所千葉とか茨城とかには結構あるよね。つくばエクスプレスができる前はもっと酷かったが。
そもそも東京近郊以外は車社会だもんな。電車で行ってもあまりなあ、という感じでもある。
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古くからの醤油の大生産地であるので、こういう趣深い立派な建物もいくつかあるんだけど、街として整理されておらず、こういった歴史的建造物が点在しててあんまり意味がないというか。
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街全体としては殆どこんな感じでシャッター街でもう死にかけである。国道沿いとかはまた違うんだろうけど、元々の中心街の流山街道沿いは完全に寂れている。昭和までは盛り上がってたんだろうけどねえ。


流山街道沿いの酒屋の横にはこんな自販機があり、なかなか紙パックの日本酒が売ってる自販機も珍しいと思うが、その横ではワンカップを飲んでる人もいたりして、そういう客層なんだろうなーとは思う。なので、街全体としても沈んでいってる雰囲気がある。
そういや野田市は醤油の香りがするってよく言われるけど、行った時はあまり感じなかったな。風があったせいかな。

共通システム化の誤謬

最近全然お出かけしてないので、あまり書く話がなかった。ちょっと前に出かけた時の話を書いてもいいんだけど。

政府が中央省庁の情報システムを統合するため昨年10月開始した「共通プラットフォーム」の運用を打ち切ることが判明。年間予算約100億円を見込んだ事業は開始から1年持たずに頓挫。政府共通システムはデジタル庁で一から作り直すことに。

news.yahoo.co.jp
システムの共通化、って響きはいいんだけど、実際にはそうそううまく行かないよね。

日本政府はこのほど、Amazon Web ServicesAWS)を基盤とするITインフラ上に、各省庁が個別に運用してきたシステムを集約した「第二期政府共通プラットフォーム」の利用を始めた。今後は府省を横断した運用によって、コスト削減や業務効率化が可能になるという。

www.itmedia.co.jp
元々はこの話で、政府システムにもAWS採用しました、って話だよね。
aws.amazon.com
ただ、アメリカだと政府専用のDC?持ってるんだよね。セキュリティとかの要件を満たすのに特注品じゃないとうまく行かなかったみたいだが、そこから比べると日本のは他と共用のDCだと思うので、一段落ちると言うかなんというか。

2019年10月8日、読売新聞は総務省が開発費約18億円をかけ政府共通プラットフォーム上に導入したセキュリティ機能が各省庁から一度も使用されずに廃止されたと朝刊一面で報じました。ここでは関連する情報をまとめます。

piyolog.hatenadiary.jp
というか、一つ前の共通プラットフォームも結局全く使われずに潰していることを考えると、これは構造的な問題なんじゃないかと思うなー。セキュリティと利便性はトレードオフの関係にあるので、どこかで妥協点を探らなければ、こう言う使えないシステムが出来あがっちゃうんだけど、セキュリティをしっかりしないと、と言う圧力というか思い込みはとても強いんだよね。これは大企業でもそう。セキュリティが最優先という。
また、「共通システム」というときに、セキュリティの強度は一番高いところに合わせなければならないんだよね。弱いところから突破されちゃうから。でもそれってもはや鍵がついた一部の部屋からしかアクセスできないくらいのセキュリティを前提に置いちゃう場合が高いので、なかなかクラウドと相性悪いよね。ここ性善説で行くわけにいかないし。テレワーク何それ美味しいの?っていう人たちもまだまだ多そうだしなー。
このままだと何度作り直しても同じ問題にぶち当たるからあんまり意味ない気がするんだけど。
aws.amazon.com
第二次の時のAWSの資料読むと、なんか箱の話だけをしてるんだよね。中身の話が全くないというか、まあ書けない部分も多いんだろうけど。普通AWSの話はこういうソリューションを使って効率化を、とかコスト削減を、とかそういった話が多いんだけど、そういうのが全くない契約とか外形的な話に終始してて、これはこれで異常。実はこういうパターン見たことだけはあって、これクラウドにリフトすることが目的になってクラウドで何をするかを考えていない、目的と手段が逆転したりすると起きやすい。
クラウドリフト&シフトの概念はエンタープライズでよく見かけるけど、クラウドリフトしたところで止まってるのはよく見る。それだとあんまり意味ないんだけど、オンプレからクラウドに移行することそのものが目的になって予算確保したりすると、その先の展望まで考えられなくて、中途半端な状態で終わってしまいがち。
アメリカだとオンプレ回帰に始まって、ハイブリットクラウドに移行しつつあるけど、何だか日本では周回遅れの議論をやってる気がするなあ。VMwareとかもそういう製品出してるし、AWSもOutposts出してるし、次の主戦場はここに移りつつあるけど。
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折坂悠太を観に行った

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「平成」がミュージックマガジンの2010年代ベストに入ったと言われる、というのもライブ当日に聞いたのだが、折坂悠太を初めて観に行った。


場所はSTUDIO COASTである。
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STUDIO COASTといえば前回行ったのはもう2年前のFlying Lotusの時であるが、この時は本当に満員で、後ろからだと殆ど見えなかったくらいなのだが、今回は、こんな感じでスカスカである。
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こんなのでもライブやれるだけまだマシ、なのかなあ?客としては、空いてるので丁度いいんだけどね。
さて、開演。
…してすぐ気づいたのだが、なんかラテン色が強い。
曲を聴いてる限り、声が印象に残るのであまりラテンと言うイメージはなかったんだけど、後でよく聴いたら確かにバックトラックはラテン感あるね。全然認識してなかった。
ウッドベースとパーカッションのせいなんだろうけど。
あ、ウッドベースというと、PAを通すとどうしてもエレキベースの音に近くなるせいで若干そこが微妙な感じ。ウッドベースはアタック音とかメリハリが欲しいんだよなあ。
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といっても全然わかんないだろうから、要するにこの音です。これがベスト。

いつものように話が脱線したので元に戻すが、この人の声って要するに民謡なんだよな。こぶしが効いている。
なのでラテンの上で民謡が歌われている感じで、なんとなくエンケンを思い出す。

途中で、ステージ脇で、なんか料理を作り出す人がいて、カレーのいい匂いがする。


いやーカレーって何さ(笑)
ASMRなんだろうけど、このカレーの匂いはご飯食べないできた人には地獄なんじゃなかろうか、とちょっと思う。
と言うのも緊急事態宣言下で20時には外食できない状態で、カレーの匂いだけ記憶にある状態で、家まで真っ直ぐ帰路に着くのはかなりきつくね?と正直思う。
あと、この料理が終わったあと、カレーライスを歌い出すんじゃないかとヒヤヒヤしたな(笑)
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みんな大好きカレーライスー♪
ってこれ折坂悠太のライブだった。
実は一番覚えているのがカレーのASMRで、何度も観ている人ならいいのかもだが、初見だとそれがメインの記憶になるのはちょっとどうかなーと言う気もししなくもない。でも面白かったよ。

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最後に坂道が聴けたのでとても満足して帰路についた。まあ観に行く前に夕ご飯は既に食べてたので、カレーの記憶に惑わされることはなくてよかった(笑)

Ogre You Assholeを観に行った。

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本来は3月のLiquidでやってたはずの振替公演になる。
というか今年の東京は殆ど緊急事態下なのだけど、緊急事態とは一体…。
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前回のはこれ。
結局半年ぶりになりますね。
なんだかんだ言ってもう10回は観ているような気がする。

まずライブのスタートの時点でなんの曲をやろうとしているのか全くわからない(笑)
イントロが全然違う。歌が始まってようやくああこの曲か、ってのがわかるのが何曲かある。
BobDylanかよ、みたいな。

元々Ogreのライブではアルバムの曲とアレンジが違う曲が多く、Playlistでライブでの曲順通りに聴いても、あまりイメージつかないのだが、今回は今までとのライブアレンジが違う曲が多かった。のであれなんの曲をやってるんだっけ、って感じになる。
本編最後の曲は聴いたことがなく、新曲かな?と思ったのだが、実は1stの「ユーレイ」と言う曲だったらしい。
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ただ今聴いても、こんな曲のイメージは全くない。
違う曲と言われても信じると思う。それくらい違う。

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今回はSonic BoomのEARかと思うくらいドローンなアレンジが多く、浮遊感と言うかドラッギーというか、そんな感じであった。


で、アンコール。
SEが止まったと思ったら、なんか聴いたことあるようなないような曲が流れる。しかしステージには人がいない。
あれこれなんだっけ?と思ってShazamで何回か検索してもヒットしない。
デモテープかな、とか思ったら急にサブステージで照明がつき、メンバーが演奏しているのがわかりみんな驚く。
今回の会場はO-Eastだったのだけど、行ったことがある人しかわからないだろうけど、あそこメインの横にサブステージがあるんだよね。
普通はセットチェンジの際などに使うんだけど、一つのバンドが両方使ってるのは初めてみた。

そこから徐々にメインに一人ずつ移動していき、と言うのもよくわからんと思うが、曲の途中で一人ずつ移動していくのですわ。多分同じ曲をずっとやってたんだろうと思うんだけど、全員がメインに移動してようやくロープ(longVer)が始まる。
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ライブでの定番曲ではあるんだけど、本来のアルバム曲とはこれもかなり違う。

そんなこんなでだいぶ不思議な気分になりながら終わり、外に出る。
終わった時点で20時なので、もう普通は店が終わってるし、そもそも酒も飲めない。
あくまで普通は。
なんかO-East周辺に結構人が残っていて、みんなでストロングゼロとか飲んでる集団が目について、Ogreのライブ客っぽくないなーとか思ってたら、隣のDuoでやってたZOCの客だったみたい。
大森靖子の全通をやってるあの人のTwitterで知りました。

高度化の行き着く果てに。

最近の私の仕事は、大まかにいうと、開発業務の自動化なのだが、具体的にいうと、このような感じである。

これによって何が起きたかというと、↓である。

  • 少人数で開発することが出来るようになった。
  • ワンセット整備することにより、他にも使い回せるようになるので、ある程度誰でもクラウドが構築できるようになった。
  • 車輪の再発明を極力防ぐので、絶対的なコード量が減った。

で、いいことばかりのようにも見えるけど、そうじゃない。
単純に、初心者が全く入っていけなくなってしまい、手動テストをやるような仕事がなくなってしまった。またライブラリ管理者の仕事がなくなり、その分の費用を計上する必要がなくなった。これは発注側にとってはとても望むことなのだが、受注側にしてみると必ずしも良いことばかりではなかった。

初心者が入って来れないということは、もっと高度なことをやっている我々のところが出来るわけもなく、人を育てるのが極端に難しくなっているのである。普通は、車輪の再発明のようなプログラムを書いたりレビューしたりすることや、手動でリリースしたりして覚える分もあると思うのだが、初っ端からそんなものが揃っている前提だと、もはや黒魔術みたいなもので、中身をしろうとすら思わない人が続出したのである。
ある程度長い目で育成しようとしても、本人がとてもついて来れなくて離脱というのを何度か繰り返し、どうしよう、と思っているのが、イマココなのである。

これは元が文系理系とか関係なく、物事にはStepが必要なのであるが、そのStepがなくなって急にフリークライミングみたいになってしまい、本人から見たら、崖を下から見上げながら途方に暮れている状態なのである。
もちろん、このような省力化はとても需要があって、崖の上では仕事が多すぎて困っているような状況なのであるが、崖を取り巻く周りの殆どはどうすることもできずに仕事がなくて困っている、とまあそんな状態なのである。これはいろんなところで起きていて、今コロナ禍で仕事がなくなった、というのはこういうのも背景にあるんだろうなあ、とうっすら思っている。
教えればいいでしょ、というのは簡単なのかもしれないが、実際にはかなり難しく、普通のAP開発者が今まで考えたこともないような概念からスタートするので、その時点で既に躓いてしまうのである。チュートリアルとか作ってもいいけど、チュートリアルと実務の壁が果てしなく高い。

One More Timeの作曲法についてずっと考えている。

www.youtube.com
話題のこのサンプリング動画を見て衝撃を受けていたが、Daft Punkのこの曲は一体どういう風に作られたのかどうしてもわからず、ずっと考えていた。
動画を見ればわかるが、曲の途中を三箇所ぶった切って、順序を組み換えて(フィルタかけて)ループさせた、と言ってしまえばそれだけの話なのだが、この発想がどこから出てきたのか全く見当がつかない。
www.youtube.com
原曲はEddie Johnsのこれであるが、これを何万回聴いても、One More Timeは出来そうもない気がするのである。
ここから思いつく?
どうやって?
www.whosampled.com
初期のサンプリングといえば、このような感じで、もう一目瞭然である。サンプリングがパクリと言われた時代があるのもわからなくもない。これが80年代。
youtu.be
90年代に入るとだんだん高度になっていき、例えば、これは一音一音切り取って組み換えたChopと呼ばれる手法で、これはDJ Premierが生み出したと言われており、確かに発想そのものはすごいのだが、思考回路としてはわからなくもない。一音ずつサンプリングし、メモリに一つずつ記録していくのは、90年代だと恐ろしくめんどくさく、気が遠くなるような作業だが、頭の中に鳴っている音があって、それを具現化するためにはこうするしかなかった、ということで想像がつくのもあるので。
ただ、One More Timeはフレーズをそのまま使うのではなく、フレーズのしかも途中の部分を少しだけ抜き出して、なので、単にフレーズや音が気に入ったから、でもないように思う。
www.whosampled.com
元曲のMore Spell on Youをwhosampledで調べてもOne More Time以前のサンプリングはないので、90年代には全く注目されていなかったサンプリングソースであることがわかる。というわけで、何かを参考にした、というわけでもないんだろう。
元々私はこれサンプリングだと思っていなくて、シンセで作った曲だとばかり思ってたんだけど、考えられるのは、シンセで作ったデモがあって、それに合うようなサンプリングソースを探してきて、それで作った、なのだが、そんな面倒臭いことを本当にやるのか、という根本的な疑問がどうしても拭えない。当時は、HDDの容量もCPUのスペックもそんなになく、全音源を波形分析ソフトに入れて力技で探し出すなんて殆ど不可能なはずだ。(今でも難しい気がする。)
とはいえ、出来上がった曲を聴く限り、原曲のイメージが一切ないのと、このサンプリングのみで曲の骨格が構成されていることから、何らかのヴィジョンがない限り、こういう曲にならないはずだ。
うーんわからん。

Daft Punk - One More Time (Official Video)
というわけで、フルバージョンを聴きながらも悶々とここ数日を過ごしているわけである。
誰か教えて欲しい。

Ogre You Assholeを観に行った。

12月のリキッドルームといえばこれ。


当然のようにかなりの厳戒体制であり、入るまで何段階かチェックがあったように思う。
客入りも半分か、それ以下だな。
そのせいで、いい場所で観られたけど、絶対赤字だよなーと思ってはいた。

珍しくダブルヘッダーだったけど、後半終わったらもうご飯食べるところどこにもないことから前半だけ。
この時は確か22時閉店が基本だったけど、今だと20時閉店だから、ほんとに辛い。ライブ終わった後どこでも食べられない。飲めなくてもいいんだけど、食べるところもないのはなあ。

www.liquidroom.net
検温やらなんか色々厳戒態勢を取っていても、今のリキッドのスケジュール見ると公演中止とか延期とかそんなんばっかだね。厳しいな。

www.liquidroom.net

って長谷川白紙のワンマンライブなんてあったのか。延期だけど。今知ったよ。振り替えのチケット...は当然取れなかった。

ライブの感想?まあ下でも聴いてればいいよ。
今年もライブ観ることができて満足した、ってそれだけかもしれない。