鉄オタの富裕層って存在するのか?

www.jreast.co.jp
実はこのギャラリーには行ったことがあるのである。東京駅の八重洲口にあって、1時間くらい資料映像を見るだけ、とまあそんな感じ。なんで予約が必要なのかよくわからんけれども、少し興味があったのでいってみた。
なので、パンフレットも届くのである。
https://www.instagram.com/p/BHaBITajkVZ/
四季島パンフ
非常に立派なパンフレットでJR東日本の気合が感じられるが、値段も気合が入りすぎである。
https://www.instagram.com/p/BHaBO7hjS2Z/
四季島パンフ

■3泊4日コース
上野-日光-函館-青森-鶴岡-上野(コースの一部抜粋)

四季島スイート(五能線コース):950,000円(2名様1室)
       (縄文コース):940,000円(2名様1室)
デラックススイート(五能線コース):900,000円(2名様1室)
         (縄文コース):890,000円(2名様1室)
スイート(ニセコ花園温泉、五能線コース):770,000円(2名様1室)
                  1,155,000円(1名様1室)
    (ニセコ花園温泉、縄文コース):760,000円(2名様1室)
                  1,140,000円(1名様1室)
    (登別温泉五能線コース):750,000円(2名様1室)
                1,125,000円(1名様1室)
    (登別温泉、縄文コース):740,000円(2名様1室)
               1,110,000円(1名様1室)
    (ニセコ昆布温泉五能線コース):750,000円(2名様1室)
                   1,125,000円(1名様1室)
    (ニセコ昆布温泉、縄文コース):740,000円(2名様1室)
                  1,110,000円(1名様1室)

tananews.blog.so-net.ne.jp
https://www.instagram.com/p/BHaBSiRDblt/
四季島パンフ
いくらなんでもありえないくらいに高い。3泊で75万以上ってことは1泊25万円である。これなら海外の高級リゾートホテルでもいけるよ。これをなんとも思わないくらいの金持ちってまあいることはいるんだろうけど、鉄道好きではなさそうだよなあ。
例外的な鉄道オタの金持ちである原信太郎氏が健在であれば、一番乗りしたとは思うけどね。
www.hara-mrm.com

Perfumeを観た

www.perfume-web.jp


逆に言うと、MC以外は喋っては駄目なのである。というわけで、これは5月に書いているが、投稿されるのは日本ツアーが終わった7月なのである。ということを前提に。
https://www.instagram.com/p/BHaBZESjECJ/
センターステージ
まずアリーナに入ってすぐにセンターステージであることに気づく。私の席は2F真ん中の前のほうなので非常に見やすい。得をした気分だ。以前もアリーナツアーを観にいってはいるのだけど、結構遠かったからなあ。
オープニングはStory
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これのアリーナ版といってよかろう。いやーARで凝ったやつはあまり観てなかったので素直に驚く。でも、この流れで突き進むわけじゃないんだよね。やっぱ、MCにはいると(いつも通りではあるけど)急にお笑い要素が。そういえば毎回MC多いけど、今回は特に多い印象を受ける。あれなんでだったんだろう。
そういえば、今回はシングル曲とアルバムでMixが違ってて、よりクラブミュージック色が強くなっているんだけど、アルバムMixはライブで聴くと気持ちいいな。シングル曲はポップ色が強いので、これをそのままやるとアイドル色が微妙に強くなるのだが、Mixでその辺は分けてるのね。
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休憩時間跨いでの中間のCosmic ExplorerはP-FUNKのEarth Tourを思い出したよ(笑)。
で、いつものようにリップシンクなんだろうけど、今回オートチューンじゃなくて生声に近い曲が結構あった印象を受ける。EDMはおいといて、バラード的な曲ね。あれ流石にオートチューンの時代は終わったのかなあ、とか思ったが、ポリリズムからもう10年だしなあ。もう別機軸にもなるよねそりゃ。
終盤だしいつものPTAのコーナーと思ったら、なんかその場で3曲選んで演奏するとかそういったコーナーを始めるとか言い出す。Yo La Tengoでそういったのは観たことあるけど、このアリーナツアーのレベルでそれをやりだすのは大変ね。個人的には彼氏募集中を最も聞きたかったんだが、まあそれはいいか。
natalie.mu
東京と広島だけでやってて地方はやってないんだよね~とか言ってたが、これか。あ、ここでは「Twinkle Snow Powdery Snow」をやってたのね。それは観たかったなあ。これと 「パーフェクトスター・パーフェクトスタイル」は観たいのだけど、タイミングがあわないのか一度も観たことがないな。
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今回はアンコールがなかった。あれ?と思って時計を見たら、2時間40分くらい経ってたし、まあ十分といえば十分。殆ど新作からの曲ばかりで、昔の曲はそんなにやってない。もう昔の曲に頼らなくてもいいってことか。ビタミンドロップが私の周りではやってたのはもう何年前だっけ・・・。

人手不足ってなんのこと?

ところでSEやプログラマって人手不足なの?

10年以上前にはその手の仕事は人件費の安い
中国やインドにすべて持っていかれるような
話がまことしやかになされてたけども。
おれの予想では、日本のITの仕事は要求に比べて対価が安いので
中国やインドの人はやらないというか、
もはや向こうの方が人件費が高くてもおかしくない。

某所での振りについて以下、最近の私が知る限りの事情を。

オフショアについては、中国(のよくある大連辺り)とかはもう全然単価が高いので割に合わない。最近はミャンマーベトナムなど単価の安いところを狙っているような話も聞くけど、実際どうなんだろうね。どっちかというと現地の企業を買収して、現地のIT化を行い、上前だけピンハネって方が多いんじゃないの。それだとリスクもないしさ。よく言われているとおり、結局ERPパッケージをちょっとカスタマイズして導入ってのが一番割がいいんだけど、日本はカスタマイズの域を超えた独自ロジックを作るの大好きだし、特に欧米(ベンチャー)企業と共同でシステム構築すると、その辺が話が全くかみ合わなくて困る。つーかそれだったら製品である必要ないしスクラッチでやればいいじゃんとか思うけど、話がそれるのでこの辺で。
オフショアの問題は、まー言うまでもないとは思うんだけど、大量生産と一点物を同じ扱いにしてたらそりゃーうまくいかないわな。製造業でもそんなミスはしないのに、なんで日本IT企業の上のほうの人は気づかないんだろうね。気づいているのかな?
という問題もあり、そんなこんなでニアショアという言葉が出てきた。
ニアショア開発のメリット | ニアショア機構
TV会議でも大分賄えるし、GitHubを使えば非公開でのホスティングも可能だし、Redmineなどで進捗管理すればよいし、って一見問題なさそうなんだけど、ここでエンタープライズ系はGitとかSlackとか知らないし、興味もない人のほうが多いんだよ、っていう大問題が。現場レベルはともかく、上のほうがなかなか理解がないので、インターネットで共有するだけで話がややこしくなり、結局旧態依然の管理方式のせいで、物理的な距離のデメリットがそのまま出る感じ。
その割に自動化自動化とか口酸っぱくいうので、あれれなんだか君たちおかしくないか?という気持ちになるけど、単にキーワードだけ知ってて本質を理解してない人も結構いるんだな、という印象。
最近流行りのSCRUMなんかは、あれは本当に少人数が一気にアジャイル的に実現するものであって、オフショアともニアショアともあわない。管理する人が複数拠点いるだけでお金の無駄である。また、アジャイルエンタープライズ系では向いてないとかそんな話もあるけど、場所に選べば使えるよ。問題はプロジェクト内で品質管理の考え方が全部統一されていなければならない関係上、アジャイルウォーターフォールを両立することそのものが難しいんだな。ま、ウォーターフォールも本来の意味で利用すればそこまで間違っているとは思えないけどね。実際、本当に後で何も変わらないなんていうウォーターフォール開発なんて見たことないし、単にPMが仕様変更をお金に変えるのをさぼってるだけじゃない?というイメージ。
また話がそれた。
実際人手不足なのかどうかは知らないけど、簡単な作業をオフショア化するのはよくやられてはいる。でも物によってはIT化するコストのほうが高いので、結局人力作業だったりする場合も多々ある。これってオフショアじゃなくて単なるアウトソーシングって言うんじゃない?というのは気づいてはいけない。

染み付いた貧乏性が憎い

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5本で6千円弱
先日購入した5本で6千円弱の焼酎5本セット。
買ったときから予想はしていたのだが、やっぱり安価なものから先に消費していく。要するに魔王と宇佐美は残ったままでいつ飲むのかはっきりしない状態である。何かのタイミングでとはいってもそんなにタイミングがあるわけでもなく、なかなか消費しきれないのである。
https://www.instagram.com/p/nIoMOBlYUo/
買った。
こういう風にして未だに我が家には1年前くらいに買った森伊蔵が残ったままなのである。一体どうすれば。嗚呼。

Flowers of Romanceの謎


この曲をずっと聴いているといつも時空が歪む感じがする。というのもJohn Lydonの声が入る0:58辺りでリズムが切り替わるからだ。しかも流して聞いてるとリズムが変わったことに一瞬気づかなくて、後からあれ変わったな、的なことを毎回思って不安な感じになる。劇的に変わるのならともかく、微妙な変わり方なので、これ本当に意図してリズムを変えているのかすら気になって更に不安になる。

サザエさん(1956)を観た

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前回よりも20年新しくなって戦後である。いやー新しい・・・わけがないな。江利チエミサザエさんは存在は知っていたが流石に観たことはなく、初見である。
fake-jizo.hatenablog.com
で、別に狙っていたわけじゃないのだが、これ前回のアステアと同じくミュージカル映画なのな。初っ端からラテン音楽上で踊るサザエの妄想からスタート、と書くと訳わからんが、実際そうなのだからしょうがない。
ミュージカル映画というのは今の日本映画では廃れてしまったジャンルと言い切っても良いだろうが、このころは結構あったんだろうな。とはいっても、日本の世田谷区を背景にした映画の要素部分については、どうみても未舗装の道路だし、バラックに毛が生えたような木造家屋だったりと、昭和30年代初頭だとまだまだこんなものなのかもしれないが、ミュージカルが似合う要素は0である。日本の世田谷区を背景にした部分は、「喜劇」の色が強く、たまに妄想がはいってブロードウェイミュージカルになると、「コメディ」を真似た色が強くなる、とまあそんな感じ。
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妄想ってのが良くわからんと思うが、こんな感じである。
また、ラテン音楽も多くって、戦後ラテンが流行っていたというのは本当なのだということを知る。*1最後のラスト部分でジングル・ベルをラテンアレンジしていたのはなんだか意味がわからなかったが、今だとハロウィンのBGMで流れる「スリラー」をEDMにアレンジするようなものか。ヒャダイン辺りが作りそうではあるが。

*1:当時はラテンも一まとめにしてジャズと言われていたようだが、

気儘時代(1938)を観た

https://www.instagram.com/p/BECZx61FYa5/
3年位探してた。
別の本を探しててたまたま入った神保町の古本屋でようやく見つけたのである。
fake-jizo.hatenablog.com
でもちょっと言及していたが、実は色々探しまくっていて、結構諦めの域に達していたので素直にうれしい。別に転売するわけじゃないので多少汚れていても問題ない。
で、当然といえば当然かもだが、これらの本に載っているような古い映画などに興味が出てきて、CSでやってたときに録画しているのである。
さてこの「気儘時代」はアステア&ロジャース時代の戦前のミュージカル映画である。
といっても何がなにやらだと思うので、要するにこんな感じってのがこのYouTubeなのでこれを観ればよろしい。

ミュージカルは話の途中で踊りだしたり歌いだしたり正直どうしても馴染めない部分があるのだが、この映画はダンスパーティで踊りだしたりとかそういうのが多いので、まだ何とか気にならなくもない。アステアのタップは勿論上手いのだが、映画の最中タップとかダンスだけの時間が結構あるんだよな。今だとこんなのない気がする。まだサイレント時代の名残的なものも残っていたのかもしれないが、全体的にどこかのんびりした感じを受けるのはやはり時代だろうなあ。この流れで10作以上も作ったのは驚くが、みんな飽きなかったのかな。わからん。
今考えるとよくわからないのはプログラムピクチュアの類で、何作も連続して同じ布陣で撮るってのは安定感はそりゃああるけど、10作も20作もやれば流石に面白みもなくなるだろう。最近プログラムピクチュアなんてもう時代遅れだよな、寅さんだって、何が面白いのかよくわからなかったしな、とかなんとか思っていたら
bylines.news.yahoo.co.jp
こんな感じで未だに似たような話出てるから、よくわからない私は別として、こういうのは廃れないものなのだろう。
音楽はIrving Berlinであり、偉大な作曲家ではあるのだが、もう知っている人もいないか。この人ユダヤ系なんだけど、ポピュラーミュージック色が強くて、あんまりクレズマー的な感じを受けないんだよな。なので、あんまり好きにはなれなかった。勿論スタンダードな曲も一杯あるので、名前は知らない人でも知っている曲は多いんだけどさ。

しかし

これは老年の趣味ですらないな。今の老年は戦前映画に興味はないだろうし。いったいどこに向かってるんだ私は。