西武マイナー路線の旅その2

fake-jizo.hatenablog.com
さて続き。

西武山口線

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都市マイナー路線そのに
なんだか遊園地内の乗り物のような路線である。実際昔はそうだったらしい。遊園地内を潜り抜けゴルフ場を通り過ぎながら西武ドームに向かう路線である。
途中の車窓はこの辺に。

山口線の車窓から
しかしまあ、普通に考えるといい大人が最前列に陣取って車窓を撮っているというのは如何なものか。これiPhoneでやってるからまだ許されるようなものの、普通のビデオカメラだと結構周りドン引きな気がする。子供にも席を全然譲らないし、仕舞には車窓を撮るためにどけとか言いたくなってしまった。とはいえ、実際に言うことは勿論ないので、問題にはならなかったけど、こういうところが撮り鉄が嫌われる所以なんだろうなあ。俄かの私が言いそうなら、本職(?)の人は間違いなく言うだろうしね。
山口線を降りると西武球場であるが、私は野球に全く興味がないのである。というわけで、所沢の観光地といえば、これだろうという、二つの貯水池に向かうのであった。
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神社
村山貯水池の後になんか気になった玉湖神社に拠ってみたのだが、これ空き家なのね。それは珍しい。

古来、水源や水辺には水神を祀るものです。玉湖(たまのうみ)神社は、水神社を祀る計画を熱心に進めた東京府水道局の福島甲子三氏の努力が実って、昭和9(1934)年12月20日に竣工しました。建築費は25,000円で、銅板葺の屋根が燦然と輝く立派な社が狭山富士の東側にできました。

遷宮式は、昭和10(1935)年1月28日の吉日で、府社の大国魂神社から猿渡宮司らが出張して厳かに執り行われました。祭礼は、つつじの季節の5月11日で、貯水池愛護会が主催し芸能人を招いたり俳句会や菊花展など、毎年盛大に行われました。しかし、時代が移り公共団体で神様をまつることが問題となったため、昭和42(1967)年12月、みたま遷しが行われ、神様のいない空家となってしまいました。

玉湖神社は、「ぎょっこじんじゃ」とも呼ばれるそうです。

平成23 (2011)年3月11日に発生した東日本大震災で、玉湖神社は、柱に亀裂が生じ危険なため、立入禁止になりました。同年10月27日から11月18日の間、柱に亀裂が生じた玉湖神社の社殿の解体工事が実施されました。

多摩湖の周辺
でもGoogleMapでも神社跡ではなく神社と出てるし、なんか不思議な感じ。
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山口貯水池
山口貯水池は、取水口に行けないかなあ?と思ったのだが、まあ普通に無理。しょうがないので、周りを撮る。しかしなんつーか、何でこんなのが観光地になって、周りに鉄道が走った時代があったんだろうな、今見ると謎でしょうがない。勿論サイクリングロードとか整備されているので、そういう人にはいいんだろうけど。ピクニックには丁度いいのかなあ。でもここにずっといる気にはなれないな、とすっかり在り来たりなものでは物足りなくなった都市生活者のような顔をして、1時間程度で飽きて帰ることにした。そろそろ暗くなってきたしね。

西武狭山線

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西武球場前駅
さすが球場前駅だけあって、といっても水道橋や神宮前はそうでもないような気もするがそこは置いといて、結構大きな駅である。ただ今はオフシーズンなので、人もまばらで、いったいみんな何しにこんなところまで来たんだろう?とか思わなくもなかったが、電車の写真撮ってる人もちらほらみかけたので、私と一緒か(笑)。
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都市マイナー路線そのさん
最後に狭山線である。これがまた数駅しかなくてまた乗り換えなんだよ。なんだよ西所沢ってどこだよそれ?とか普通に思うけど、西武ファンは大体わかるのかしら。この後も所沢から何度か乗りかえしてようやく新宿に戻ってきたのであった。乗り換えの多さにとにかくうんざりしたのでもう行かないと思う。