Goma Fesを観に行った。
gomaweb.net
何で行くことになったのかは本当に謎なのだが、行く予定が全くなかった*1このフェスに行ってきた。
碌に調べないで行くことになったので、ビールの持ち込みが出来ないのを知らず、持ち込んだビールが無駄になっちゃったんだよな。というどうでもいいことをまずは思い出した。
場所は白浜フラワーパークという、何というか昭和のテーマパークで、これはとても普段客が来るとは思えない場末感満載の場所であった。帰りにタクシーの運転手に聞いたところ、周りには人家が殆どなく、別荘がいくつかあるくらいなので、近所迷惑にもならずに野外フェスが出来る、とそういう理由があったようだ。
私は数年に一回房総に行くんだけど、それでもこんな房総の突端なんてきたことが無い。
館山までは来たことあるけど、更に先があったのね。初めて行ったよ。
で、行きは初めて海ほたるに寄ったんだけど、東京からだとアクアラインルートで本当に早いよねえ。
アクアライン開業と同時期に消えた「房総夏ダイヤ」
これら房総方面の特急列車について、JR東日本千葉支社は「沿線人口の減少」「高速道路網の充実」「新たな高速バス路線の運行」等によって利用者数が減少しており、その結果として今回の運行体系見直しに至ったとしています。
房総方面では1997(平成9)年に東京湾アクアラインが開業し、2007(平成19)年には館山自動車道が全通。2013(平成25)年に圏央道の木更津東~東金間が開通するなど、高速道路の整備が進んでいます。
かつて房総の国鉄・JR線では、毎年恒例の出来事がありました。海水浴などレジャー需要が増える夏季に設定された「房総夏ダイヤ」です。臨時特急が走ったり、内房線に臨時快速「青い海」号、外房線に臨時快速「白い砂」号が運転され、時刻表にも専用ページが登場。「夏の風物詩」になっていました。
しかしモータリゼーションの進行、道路の整備などにより「房総夏ダイヤ」は次第に縮小。アクアライン開業の翌年、1998年の夏を最後に時刻表から「房総夏ダイヤ」のページは姿を消しています。
高速道路が影響 縮小していく房総特急 | 乗りものニュース
そりゃ内房線の特急もなくなるよなあ。東京から館山に特急で行く人がいるとは思えん。
ということを思いながら、フラワーパークに到着。
最初はGoma&U-Zhaan
というか、セットの後ろはこれは植物園なんだけど、台風のせいで大穴空いてるんだよね。来年には取り壊す予定とか何とか、だとか。
内容そのものより、この日暑かったせいで、延々U-Zhaanがタブラのチューニングやってたのが笑ってしまった。
そのせいで、始まった当初は全く音に納得がいかなかったようなのだが、途中あたりから徐々に良くなり始め、最後には辻褄合わせて来たのはやっぱりプロだなあ、と思った。インドとオーストラリアという近いような遠いようなそんな楽器の組み合わせだったのだが、あんまり違和感ないよね、何故か。
民族音楽の楽器って地域性があって、結構合わないこと多いと思うんだけど。
Ego Wrappin'
以前かなり好きだったんだけど、その頃は全くライブに行かない生活だったので、ライブを見るのは恐らく初めて。
まさか白浜でEgoを観るとは思わなかった。
open.spotify.com
セットリストを見るまで何の曲をやったか忘れてる。
色彩のブルースも嬉しかったけど、Whole Lotta Loveのカバーがとても良かったなあ。勿論Zepのカバーですよ。
Led Zeppelin - Whole Lotta Love (Official Music Video)
調べて見ると、時々このスカアレンジのカバーやってるんだね。オフィシャルで出してもいいと思うくらい良かったけどなあ。
この辺りで日没が海に吸い込まれて行く風景が。雰囲気いいですね。
goma&the jungle rhythm section
トリですね。
goma
ディジュリドゥ+打楽器という編成で、普通見かけないというか、本当にリズムしかない。
更に途中から中村達也も入って、それでも打楽器だけ。
でもなー。聴きながら思い出していたのは、Prince Busterなんだよな。
www.youtube.com
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似てない?
言わんとしていること伝わるかなー。
途中で新曲が入ります、ってあったんだけど、新曲云々ってバンドじゃないよね。思わず笑ってしまった。
本当はこの後もあったらしいんだけど、色々事情があって、この辺で撤収。
館山駅で時刻表見てたけど、全然本数ないし、普通列車ばかりだし、バスの方がはるかに便利ですね。乗り換えもないしさ。
ekikara.jp
*1:そもそもこのフェスの存在そのものを知らなかった