醤油の生産地に行ってみた。

f:id:fake-jizo:20210906150523j:plain
野田市である。野田市といえばキッコーマン。以外はあまり思いつかないが、そういう街である。

現在、千葉県、野田市東武鉄道株式会社の三者では、踏切に起因する交通渋滞や事故の解消、市街地の一体化等、安全・安心のまちづくりや地域の活性化を図るため、連続立体交差事業を進めております。このたび令和3年3月28日(日曜日)に上下線を高架に切り替え、高架運行を開始することとなりましたので、お知らせいたします。

www.city.noda.chiba.jp
駅舎はとても新しくつい最近建て替えたらしい。
f:id:fake-jizo:20210906150534j:plain
駅からも巨大な工場が見える。
f:id:fake-jizo:20210906150546j:plain
www.kikkoman.co.jp
駅のすぐ近くにもいくつも工場がある。これはその一つである。本来はキッコーマンの工場は工場見学できるのだが、コロナ禍の影響で中止中である。
fake-jizo.hatenablog.com
ヒゲタ醤油みたいに中を見てみたかったんだけどねえ。
f:id:fake-jizo:20210906151529p:plain
ところで、野田市というと東京からは電車ではとても行きにくい場所にある。直通がなく、柏か春日部経由で行く必要があり、東京の西部に住んでいる人は銚子以上に行く気が起きない場所であるだろう。バスなら行きやすいんだろうけどね。大した用もあるわけでもないのに、高速バスでわざわざ行くのもなー。そういう場所千葉とか茨城とかには結構あるよね。つくばエクスプレスができる前はもっと酷かったが。
そもそも東京近郊以外は車社会だもんな。電車で行ってもあまりなあ、という感じでもある。
f:id:fake-jizo:20210906150559j:plain
f:id:fake-jizo:20210906150638j:plain
古くからの醤油の大生産地であるので、こういう趣深い立派な建物もいくつかあるんだけど、街として整理されておらず、こういった歴史的建造物が点在しててあんまり意味がないというか。
f:id:fake-jizo:20210906150612j:plain
f:id:fake-jizo:20210906150627j:plain
街全体としては殆どこんな感じでシャッター街でもう死にかけである。国道沿いとかはまた違うんだろうけど、元々の中心街の流山街道沿いは完全に寂れている。昭和までは盛り上がってたんだろうけどねえ。


流山街道沿いの酒屋の横にはこんな自販機があり、なかなか紙パックの日本酒が売ってる自販機も珍しいと思うが、その横ではワンカップを飲んでる人もいたりして、そういう客層なんだろうなーとは思う。なので、街全体としても沈んでいってる雰囲気がある。
そういや野田市は醤油の香りがするってよく言われるけど、行った時はあまり感じなかったな。風があったせいかな。