SXSWにいたその3

fake-jizo.hatenablog.com
内容を全く話していなかった。
まあでもそんなのは色んな真面目なレポートが沢山あるだろうから、それを話してもしょうがないだろう。
あ、日本展の発表報告は物にもよるけど話半分くらいに受け取った方がいいとは思う。SonyとかPanasonicとかちゃんと発表しているところはともかく。
Sayaは面白いし話題にはなったとは思うんだけど、なんか結構な時間メンテ中だったように感じた。あと、感情の変化がわかりにくい。ここはアメリカなんだからオーバーリアクションくらいじゃないと通じないよ。
www.itmedia.co.jp
というわけで周辺系の話を。

オースティンの飲み物事情

https://www.instagram.com/p/BgKRaxXnTZ3/
bud light薄っ
このイベントBud Lightが協賛しており、タダでも結構飲める機会があったりしたのだが、ただでさえ薄いBudweizerの更にLight版ということで、もうこれって日本の発泡酒よりビール感なくね、ってくらい薄い。何これどんな時に飲むの?少なくともビールが飲みたい時じゃないよなあ。
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オースティンローカルのビールはそこそこあって、それはビール感あったけど、日本では全く見かけないのでどれを頼めばいいのか全然分からない。基本的にはDraftは少なかったように思う。
ビール以外の酒は、というとカクテルとかあるけれど…、どれを飲めばいいのかいまいち分からん。なのでビールとミネラルウォーターばかり飲んでた。
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https://rocketnews24.com/2011/09/29/133642/rocketnews24.com
アメリカのレッドブルとかあの辺のエナジードリンクのサイズの大きさにも驚いたが、こんな量とても飲む気が起きないので買うのはやめた。10代の頃にこんなのばっかり飲んでたら確実にやばいと思う。
news.yahoo.co.jp

オースティンの交通機関事情

普通はUberLyftだろうなあ。Taxiはカードがなんか使えない(厳密にいうと使えたんだけど、うまく決済処理できなくて、二つクレカ試してもダメだったので、諦めて現金で払った。)ので、アメリカでは結構めんどくさい。
Busは乗ってないんだけど、乗った人の情報によれば、1ドル50セントかっちり、しかも両替とかお釣りとか一切なし、なのでなかなか使いにくいものだった模様。
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MetroRailってのはあって、要するに路面電車みたいなものなのだけど、これは乗った。
ただなー。
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ダウンタウンから離れると、全然賑わっている感じがなくて、駅から降りて観光って感じじゃない全然。
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また、一回乗るごとに3ドル50セントかかるんだけど、現金のみなのはまだいいとしても、自動販売機の癖にお釣りとか一切でなくて、3ドル50セントかっちり入れないとチケット出ないんだよー。行きは良かったが、帰りは10ドル札しかなくて本当に困った。でもなんかボランティアの人が、えーお金ないのーしょうがないなーとか言いながら(想像)代わりに支払ってくれてタダで乗った。というか、このMetroRail検札も何もないし、ワンマンだし、運転手は運転席から一切でてこないし、よくよく考えたら、これお金支払う必要ないのでは…。本当にこの辺やる気がないとしか言いようがない。アメリカの公共交通は所詮こんなものなのだろう。
多分、SXSWに参加する人はAirBnBで泊まって、最寄り駅までUberで移動し、MetroRailに乗って、って人も結構いると思うけど、日本と違って、徒歩で移動って感覚はなさそうだなあ。日本でも徒歩移動は大都市だけかもしれないから、Uberあれば使う人は結構いると思うんだけどねえ。
AirBnBもそうだけど、問題点ばかりあげつらうのもどうかな?って気がする。
次回で終わる予定。

SXSWにいる(いた)その2

fake-jizo.hatenablog.com
https://www.instagram.com/p/BgJ_bhxnUdk/
なう。めちゃくちゃ暑い
さてやっとコンベンションセンターである。
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バッジの受け取り...には何が必要かというと、IDとバーコードである。
ID?
前日のホテルでも実は聞かれたのだが、アメリカではIDチェックが厳しく、様々な箇所でIDカード提示を求められる。当然そんなこと知らない私は、「ID?what?」と素で答えてしまったのだが、要するにパスポートを提示すれば良いのである。でもあんまり考えてなかった、常にパスポートを携帯し、提示する羽目になってしまい、いまいちパスポートの扱いが雑になってしまった。
バーコード?
www.sxsw.com
これは前の人がやってるのを見て、急いで対応したのだが、本イベントでは専用のアプリがあり、それに事前のバッジ購入時に登録したID/PASSWORDを入れておくと、バーコードというかQRコードが出来て、それがバッジ受け取りの際に使われるのである。流石tech系のイベントである。写真もその場で撮って、このバッジを色んな会場入場時に、常にチェックされる。
ただ、どうも読み取り反応が鈍いらしく、5回に1回くらいの割合で、うまく読み取れず、まあバッジ持ってるのは明らかだし、うまく読み取れないけど入っていいよ、という感じになっていた。この辺はアバウトである。
10日はめちゃくちゃ暑く、最高気温31度だったので半袖で十分だった。余談だけど、アメリカは華氏なので、テレビの天気予報とか見てても全然現在の気温がわからず、いちいち脳内変換が必要なので、訳分からなかった。また、華氏に限らず、例えば長さの単位もマイルやフィートなど普段使わない単位ばかりで、時折話が噛み合わず、これだから独自路線を貫くアメリカは...と思ったものの、日本の方が独自路線なのか?メートル法の方が一般的じゃなかったっけ?
https://www.instagram.com/p/BgRAL4pHBsv/
まともな奴も一枚くらいは
で、話が進まないので、話を戻すと、基本的にはセッションと呼ばれる講演を渡り歩くスタイルである。
各所で大量のセッションが行われているので、どれを見るかは事前に決めておかないと、よく分からないセッションを見る羽目になる。基本は興味のあるテーマのSOLOと呼ばれるセッションを見ればよろしい。
https://schedule.sxsw.com/2018/events/category/Solo
何故SOLOかというと、とてもとても単純な話で、discussion形式の複数人が喋るセッションは何を言っているのかよく分からないからである。私も貴方も英語が苦手な日本人ならば、SOLOの方が、プロジェクターに概要映る場合もあるし、一人で喋るので、比較的わかりやすく喋るのも多いし、なのである。とはいえ、早口でよく分からないものも多い。また、ボソボソ喋る人もいて、これは本当に何を言っているのかよく分からない。
当然なのかもしれないが、(実はちょっとだけ期待してた)同時翻訳的なものは一切ない。keynote的な基調講演だと、手話はあった気がするが、所詮その程度である。
昼間はそんな感じでセッションがメインなのだが、夜になると様々なイベントが発生する。要するにお祭りである。
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このイベントのバッジはめっちゃくちゃ高いのだが、飲み物とかそういうのが結構バッジを見せるとタダで飲めるイベントがあったりする。6番街と呼ばれる通りでは人が一杯で、10日の段階では普通にお金を払うお店ばっかりに行っており、実はかなり無駄にしていたらしい。
気づかなかった、というか行き慣れている人じゃないと分からないよ!

SXSWにいる(いた)その1

何故いるのか全くわからないが、とりあえず、オースティンにいる(いた)。
日本ーアメリカのフライトは大体13時間くらい。当然のことながらエコノミーではほとんど寝れない。
もうそれだけで完全に疲れている。
税関がなんか辛い。似たようなことを3回くらい聞かれて、何回もゲートを通って、ようやくアメリカ入国。ダラス空港は滅茶苦茶広く、国際線から国内線の移動にモノレールを使うくらいである。
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モノレールで移動した後に、オースティンへの乗り継ぎを行って、オースティン着。縦にも横にも大きいアメリカ人がエコノミーでチマっと座っているのは微笑ましくもあるが、そのせいで隣の席の私が若干圧迫されている気がしなくもない。しかし、シートピッチのこの狭さはアメリカ人はどうやって耐えているんだ、謎だ。日本人の私ですら辛いのに。
まず、英語が全然わからないのは元々わかっていたことなので良いとしても、オースティンを出た後にどうやってホテルまでたどり着くのか既にわからず、若干途方に暮れる。タクシーどこー。
タクシー捕まえたはいいものの、ここでもホテルの名前が発音悪く、全く通じない。しょーがないので、iPhone見せて、ホテルの住所を伝える。
ホテルはどう考えても安宿で、そもそもお湯が出ない。マジかよ。ホテルというよりモーテルっぽい。高級ホテルというよりも、日本で泊まる普通のビジネスホテルと比較しても見劣りがする。信じられない。この時点で、現地時間の午後7時。
9日の夜はオープニングパーティがあるそうなのだが、今からタクシーを再度捕まえて、とかやる気が全く出ない。若干ふらふらなので寝ることにする。
ホテルのせいか時差ボケのせいかいまいち寝付きが悪いというか、断続的にちょこちょこ寝るだけで朝を迎える。
さて10日の朝である。メインのコンベンションセンターまでどうやって行こうか考えて、Uberを使う。
使うの今までためらっていたのが勿体無いくらいのとんでもなく便利である。Lyftもいいらしいが、これ日本ではまだ使えないと思うので、いまいち使う気が起きない。Uberにもいくつか種類があって、UberPoolという乗合タクシーみたいなものがあるのだけど、これ非常に廉価だし、実用性は十分だし、これでいいじゃん、と思い、オースティンではこればかり使いまくる。チップも後から追加出来るし、全部クレカ決済で現金どこにも出てこないし、領収書は後からメールで来るしすごく便利。で...便利さに感動して、日本に戻ったら、日本で使おうかと思ったら、なんだこれ。TAXI配車しかないのかよ。マジかー。東京だとまだ全国タクシー使うしかないのかな。これでも十分だけどさ。でもUberPoolは無理だよなあ。
実は、今回のSXSWで一番感動したのは、Uberだったりする。だってアメリカ初めてなんだもん。Lyftもきっと似たようなものだと思うので、次アメリカに行く機会があったら絶対使ってみよう。次行く機会がそうそうあるとは思えないけど...。
続く。

猫と京浜工業地帯

工業地帯には猫が良く似合う。特に若干寂れた工業地帯には。
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いつものように脈絡もなく、南武線経由で浜川崎に向かう。南武線経由ということは支線経由である。ほとんどの人が知らないだろうが、南武線には支線があり、尻手から鶴見線に繋がるルートがあるのである。
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尻手から1時間に1,2本出る全く東京近郊とは思えないような2両編成に載って、浜川崎駅へと向かうわけである。
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で、浜川崎とは?
川崎でもなく、どう考えても、工業地帯ど真ん中であるがゆえに、何故か寂れた感覚の味わえる謎の地域である。臨海工業地帯なので、当然だが貨物線が一杯である。むしろ旅客線よりも貨物線の方がメインであると言えよう。この見える線路は全部貨物線である。
https://www.instagram.com/p/BfGIZbsBSs_/
線路と黒猫
そこで、貨物線ということもあり、殆ど列車が通らないので、猫が線路の上でじゃれあっている図も見かける。これが山手線ならば、もうとっくの昔に轢かれてしまっているであろう。鶴見線ならではである。
さて、急に南武支線から鶴見線に移った。浜川崎駅には出入り口が二つあり、というか普通の感覚であるならば別の駅のような気がしてならないが、それぞれ別の出入り口なのである。
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この二つの駅は道路!を挟んで50mくらい離れて別の改札、と言っても無人改札だが、になっており、私鉄同士の乗り継ぎ見たいなものである。全くもって同じ駅とは言えない感じであるのだが、一つ注意点があり、これ乗り継ぎするのであれば、無人改札には通しては行けないのであるらしい。それを知らなくて、毎回改札を通してしまい、逆に面倒臭いことになった。
まず、扇町へと向かう。
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扇町と言われても、なのだろうけど、鶴見線の終点である。
終点には当然のように工場以外何もない。私のような暇人以外の普通の人も殆ど歩いていない。休日なので当然ではあるが。
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とはいえ、24時間稼働のものも多いわけであり、これは確か、発電所だったと思う。
扇町周辺にも猫は多く、散歩者が時折立ち寄って餌付けしているのであろう。結構困っているらしい。
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https://www.instagram.com/p/Bf3r5AMBMgA/
猫多め
扇町周辺を堪能、とまではいかないが、実際問題首都圏の電車とは思えないくらい本数が少ないのと、本当に何もすることがないため、鶴見まで戻ることにする。
ekikara.jp
鶴見まで戻っている途中では、工場労働者の人たちが割と乗ってくる。日本人は少なめで、半分以上は、外国の人であろう。この辺にも移民の問題はあるのだなあ、とかうっすら感じる。今回鶴見線の支線には乗らなかったのであるが、どこが乗り換え駅なのかアナウンスもないし、全くわからないまま過ぎ去ってしまったので、ふらっと立ち寄った人は基本的に相手にしていない路線なのだろう。工場への行き帰りのためだけに存在する路線なのでまあそりゃそうか。旅客営業をやっていること自体不思議な路線だしなあ。
鶴見まで戻るかと思いつつ、途中の国道駅で降りる。国道1号に近いから国道駅というのもなんとも安易な名前の付け方だが、実際鶴見線の駅名は物凄く安易に付けられている。

駅名について

鶴見臨港鉄道の開業当時、この路線は埋立地上にあり、沿線には地名が存在しなかった。このため、鶴見線の駅の多くに実業家や土地所有者から取られた名前が付けられている。鶴見小野は地元大地主の小野信行、浅野は浅野財閥創設者で鶴見臨港鉄道の設立者でもある浅野総一郎、安善は安田財閥安田善次郎、武蔵白石は日本鋼管(後のJFEスチール)の白石元治郎、大川は製紙王の大川平三郎から取ったものである。扇町も浅野家の家紋が扇であったことに由来する。その他の駅でも、国道1号(後の国道15号)が近くを走るから「国道」、近隣の池に架けられた橋から「弁天橋」、昭和肥料(後の昭和電工扇町工場の近くにあったことから「昭和」、石油精製所の近くにあったことから「石油(後の浜安善)」、芝浦製作所(後の東芝)の工場に隣接するから「新芝浦」「海芝浦」、鶴見工業実習学校の近くにあったことから「工業学校前(後の鶴見小野)」、曹洞宗大本山である総持寺の近くにあったことから「本山(廃駅)」など、周辺の工場などの施設に由来する命名が多い。

鶴見線 - Wikipedia
新興の埋立地らしい感じであるが、新地とか海岸とか、そういう地名すらない場所ってのは土地の記憶がない場所だよなあ。川崎とか横浜にはたまーに広大な埋立地があるけど、あれも不思議な感じだよね。
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さて、話を戻すと、国道駅を降りると、有名なガード下がある。これ知ってはいたんだけど、よくみると、奥の方は普通の人家なのな。てっきり有楽町のガード下みたいな呑み屋だとばかり思ってたんだが、ポストも表札もあるし、これ普通の人家だ。流石に写真撮るのはためらわれたので、撮ってないけど。
場末感だけは凄い。新築で煌びやかなときもあったと思うんだけど、全く想像できない。
www.arinoki.com
国道駅周辺を堪能した後、歩いて鶴見まで旧東海道を歩き、この日は終わり。

アレンジの既視感が半端ない

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寺尾聰さんが歌うCM曲「ラストダンスは私に」は2月初旬に収録しました。その後、曲の編集にも参加いただくなど、意欲的に楽曲制作に取り組んでいただきました。また、個性的で表現豊かな寺尾さんの歌声によって、クオリティアップした「プライムリッチ」にぴったりな楽曲の仕上がりとなりました。さらに、ナレーションを寺尾さんに務めていただいたことで、とても落ち着いた印象をCMに与えることができました。

ニュースリリース 2018年2月20日|アサヒビール
最初聞いた時、大滝詠一の未発表曲か何か?と思った。
実際は寺尾聰、しかも新収録と知ってとても驚いたんだけど、多重ボーカルといい、オールディーズの選曲といい、アレンジといい、あれーなんかおかしいな、と思って調べて見たら、恐らくアレンジャーは井上鑑なんだろうね。まだ発売前なのでクレジットも何も出てないけど関係性と音楽性から言ってもほぼ間違いないだろう。これなら納得できるしね。
とは思うんだけど、これで違ったらどうしよう…。
大滝詠一とラストダンスと言えばこれですかね。普通のカバーじゃないけど。普通のカバーなんてそうそうない気もするけど。
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いつから技術力が高いと勘違いしてた?昨日?

【追記あり】「下町ボブスレー」案件に見る日本の技術力の衰退と手段の目的化という本末転倒、質の悪さを棚に上げジャマイカに損害賠償請求も | BUZZAP!(バザップ!)
若干手垢のついた話だけど。
日本の技術力が高いっていうのは結構眉唾だと思っている。

私の場合IT業界だけど、出来る人は勿論いるけれども、現場レベルで出来る人はそんなにいない。本当にできるプログラマは中国の人だったりインドの人だったりするのが普通である。コミュニケーション能力には多少難があるのはしょうがないけれども、フレームワークの根幹部分を握っているのは、日本人ではないことがしばしばある。日本人は業務仕様には精通しているので*1問題事象はわかるが解決方法が良くわかんないので、とりあえず問い合わせを投げて対応してもらうって感じ。狭い世界での話かもしれないけど、純粋な技術力って意味だとねえ。政治力はある人多いけどさあ。その辺を統率取っているのは確かに日本人*2なので、その辺勘違いしやすいんだろうね。後は日本語の難解さね。あれどうとでも取れるから何とでも言い訳できる。
元々、フレームワークそのものは欧米作だったりすることも多く、日本製のフレームワークは大半使いにくく汎用性に欠ける。所謂社内フレームワークというかオレオレフレームワークはこの際どうでもいいので無視。

と考えると、少なくとも日本における技術力って何?というのは疑問符が湧く。OS/ミドルウェア層もそんなに日本製のものってあったっけ?という感じだし。

製造業は、まあ、今の日本ではとても向いていない訳で、それにしがみつきたい気持ちもわかるけど、昔から「ものづくり」に何の興味もなかった私にとってはどうでも良い話ではある。同じ経緯を以前に辿ったイギリスとアメリカを見る限り、金融か観光に向かうしかないはずで、それでfintechと言って仮想通貨をもてはやしていたんだろうけど、何つーかあれはギャンブルよりもタチが悪いよね、少なくとも今のところ。
まだ産業とするには早いかなあ、でも他に大した目もないだろうから、あれに賭けるしかないのか。

*1:というのも結構怪しかったりするが、この際置いておく

*2:ではないこともオフショアだと多いだろうけど一応置いておく

Franz Ferdinandを観に行った

先月の話なので、いい加減書ききってしまおう。
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フランツ!
比較的最近のバンドだと思っていたけど、結構もうベテランだよね。
2000年代なので、私の中では比較的最近のバンドだけど、一般的にはそんなことない…はず。
日本には結局1日しか来なかったんだよね。東名阪で1日ずつくらいはできたと思うんだけどなあ。やる気がないのかそれとも本当に日本では洋楽が弱くなっているのか。とか何とか思いつつスタート。
www.youtube.com
やっぱり1st,2nd辺りの曲は私も良く知っているけど、周りも良く知っている。CMでも使われていたし、ヒット曲がそれなりに多い。なので、とっても盛り上がっている。盛り上がり過ぎて、若干混雑。もう年なので、混んでいるのは嫌だ、いやそれは20年前からそうだった気もしなくもないが。
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で、気になったんだけど、なんかリズムが遅いんだよね。普通ライブだと走ることが多いと思うんだけど、このバンドは逆。0.9倍くらい遅い。こんなバンド初めて見た。同行者にも聞いて同じく感じたらしいので、間違いではないと思う。
また、海外のバンドだからか禁止事項ではないので、写真撮っている人だけではなく、動画を撮っている人も結構いる。ちょっとだけなら私もあんまり気にしないけど、これ自分の頭より上でずっと撮っている人もそこそこいるんだけど、目の前にいたらかなーりうざいよなあ。一瞬だけ写真撮ってすぐに戻すのなら、そんなに気にもならないし、第一私もやってるし、という感じだけど、これがずっとだとお前は本当にライブを見に来たのか?カメラ越しの誰かに見せるためなら、そいつもライブに来させろ!お前もみろ!バカなのか?と喧嘩腰になってもおかしくないと思う。誤ったふりして叩き落とされても文句は言えない感じ?と言ったら、非難轟々なのかな。でもずっと目の前にずっとiPhoneあったらほんとやりかねないよな、と思う。
写真禁止が厳しいのは個人的にどうかと思っていたけど、こういう弊害あるのね。なるほどなあ。

David Bowie - Heroes
音楽の話に戻すと、最近の曲、というかこの時点ではまだ出ていなかった新作の曲も結構良かったんだが、どこからどう聞いてもDavidBowieなんだよね。これはいつHEROES歌いだすんだろうかと、若干ドキドキしてた。全体的な雰囲気からしてそうなので、少なくともVoの人は相当好きなんだろうなあ、と思った。
https://www.instagram.com/p/BeYPah6BCVV/
music station
何となく写真を撮ったけど、この際のMusicStationは結局見なかった。

ついでに宣伝というか。

この時の同行者は実はばるぼらさんなんだけど、何やらイベントをやるそうです。何と今日の19時から!

このたび、書籍刊行を記念して、本編では紹介に留まり、十分に触れられなかったという分野を補完していくトーク・イベントシリーズの開催が決定し、記念すべき第一回をゲンロンカフェにて開催させていただくこととなりました(二回目以降は登壇者よりお知らせをお待ちください)!

今回のテーマはズバリ「90年代テクノ」!! です!!!

1994年から1997年まで発行されていたフリーマガジン『DIGITAL BISCUIT』の野口春美さんをゲストにお迎えし、90年代テクノ&テクノZINEのインディペンデント精神を、野中さん、ばるぼらさんとともに掘り起こしていただきます。 メジャー誌では追いきれずほとんど情報が残されていない90年代インディテクノシーンをフォローし続けていた『DIGITAL BISCUIT』はいかにして生まれたのか? 現在からふり返って見えてくるあの狂騒の時代の意義とは? 当事者&初心者も大歓迎!

イベント終了後には、きっとZINE&テクノの虜となること間違いなしです!!

genron-cafe.jp
90年代テクノ!とれまのNo.1持ってた友人は今何やってるのかなあ?とか思いつつ、私は行けないですけど、ネット配信もあるそうなので、見てあげてください。RemixTraxとか思い出す話はあるけれど、今更話すようなことでもないし、第一殆ど忘れてるし、ということで、こちらでまかなえるかと思うので興味ある人はどうぞ。
あ、テクノ界隈のあの排他感というかスノップな感じが当時大嫌いだった!これだけ言っとこう!