先輩風が吹いているよ
これは何か。先輩風壱号である。
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先日よなよなエールの直営店に行ったら、こんなものが予約できますよというお品書きがあった。
これって結構予約あるんですか?実際動いているところ見てみたいんですけどと店員の人に聞いたら、今なら見れますけど見ますか?と言われたので、見せてもらった。
実際やってみたんだけど、これ自分では風はあまり気づかなくて、周りの人に吹く風を見て気づくんだね。本当に先輩風らしくて非常に面白い。AIって言ってるけど、実際には特定の語彙と語気とかで判断かな。
店員の人に聞いたら、「バブル」でかなり強風が吹くらしく、事前のチェックではバブルを連発するらしい。
17日までで赤坂店では終わりらしく、予約も結構入っているみたいだけど、まだ取れないこともないようなので、気になる人は早めにどうぞ。お盆週にやるのは難しいかもしれないが!
あいずではなくあいづが正しい その2
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喜多方に着く。ちょうど雨が降ってくる。マジか。
雨というよりも実際にはみぞれである。
タクシーを待つものの全く来る気配がない。歩くなんてとても無理。
しょうがないので観光案内所で聞いてみると、街中循環バスが走っていてもうすぐ出発するとのこと。慌てて飛び乗ることにする。
市内散策に便利なまちなか循環バス「ぶらりん号」が4月1日(日)より運行いたします。
乗車特典もついて500円で乗り放題となります。
時刻表はpdfファイルをご覧ください。運行期間:4月1日から11月25日までの土、日、祝日運行
(但し、4月28日~5月6日と8月4日~12日は毎日運行)
*喜多方まちなか循環バス「ぶらりん号」4月1日より運行いたします*|お知らせ|喜多方観光物産協会
でもこれ民間じゃもう賄えないからこんなバスがある気がするので、喜多方辺りには車で来る人しかいないんだろうな。そりゃそうか。
喜多方ラーメンといえば坂内食堂が多分有名だが、どうも滅茶苦茶混んでるらしいとのバスガイドさん情報。じゃあそれはやめ、ということで、あんまり混まないけど、美味しいところどこですか?と聞くと、あべ食堂を紹介される。とても親切に場所も教えてくれたので、あべ食堂に向かうのも全く迷わなかった。
殆ど待つことなく、席につけたので、チャーシューメンを注文。
美味しいけど普通のラーメンだよなこれ。
店の中も中華食堂という感じで、有名なラーメン屋という感じではないけど、こんな店がいっぱいあるのだろう。こんなに需要あるのかなと少し心配になる。そこまで大きな街ではないだけに。
喜多方でラーメンを食べ終えて、はてどうしようかと悩み、蔵見学とかやってもいいんだけど、なんかそれもイマイチだなーとか思って、ラーメンだけ食べて会津若松まで逆戻り。この頃には丁度雨も晴れて…ってなんだったんだこの雨。単なる嫌がらせかな。
会津若松に戻って来る。地方都市らしく空洞化が進んでおり駅前には何もない。
たまたま見つけた、ラーメン二郎も休業である。
どうも会津若松には旧市街があり、そっちの方が有名みたいである。なので、そちらに向かってみる。
わかりにくいけど、クランクの道。城下町ならではという感じであるが、写真でとるとうまくいかないね。パノラマなら伝わるんだろうか。
このような明治〜大正から続く建物が並ぶのだが、まあでも町並み保存って感じというよりもたまたま残ったってだけな気もしなくもない。この辺恐らく高度成長に取り残された街なのだけど微妙に郊外型が流行る前には注目された、んじゃないかとみている。要するに運がいい(笑)。会津若松駅周辺は完全にロードサイド型郊外店に駆逐されてしまったけど、この辺はその頃にはもう観光資源だったのだろう。
普通の店、としてはもう使いにくそうな店も結構あるんだけど、まだやってはいるみたいだね、中を改装してカフェとかにした方がいい気もするのだけど、何故か呉服店のまま、という不思議なところもいくつかある。どう考えても呉服店で売れる時代ではないとは思うんだが、でも変に開発が入るよりはこっちの方がいいのかも。
そうかと思うと酒蔵もある。これ街のど真ん中なので城下町とはいえ今では結構珍しいんだけど、蔵の人に話を聞いてみると、やはりここで作っているとのこと。
駆け足で見学したので若干疲れつつも、会津若松駅に戻る。
つづく。あれ、今回で終わるはずだったんだが。
ogre you assholeを観に行った。
毎年書いている気がする。
今日のorgaのアンコールはNeu!でした。
ogreを言語化するのはとても難しい。いつも良かった以外に言いようがないからである。感動した、のも毎回事実であるが、全く他人に伝わる気がしない。しかも微妙に地味である。
また短い時間だとどうも観た気がしない。2時間フルフルくらいが丁度良いのだが、それだとワンマンしかない。いやこれもワンマンのつもりで買ったんだけどそうじゃなかった。
ogreは会場限定で、以下のCDを販売している。
www.cinra.net
私としてはとてもとても喜んで、勿論即購入した訳だけれども、問題はオリジナルを聴いていない人がこれを聴いて面白いと思うのか全くわからない。いや多分そんなに面白くないと思う。ライブの中ではロープという同じ曲を1日のうちに2回アレンジを変えてやったり、普通やらないことを一杯やっているように思うのだけど、他の人にはなんとなくオススメする気が起きない感じなんだよな。自分だけがわかっているのが良いという。ここがどうしてもオーバーグラウンドにならないところなんだと思う。
とても良いのだけど、他人に勧めるポイントが思いつかずイマイチ広がらない。私はYo La Tengoも大好きなので、こういったMusician's musicianも嫌いではないんだけど、なんか歯痒いよね。だからと言って、こういう雰囲気だから言い訳で、これがアリーナとかスタジアムとかだったら全く面白くないとも思う。なんとも微妙だ。そこがいいのだけれども。
OGRE YOU ASSHOLE - ロープ(Long ver.) @ りんご音楽祭2013
会津磐梯山は宝の山よ その1
会津磐梯山を見に行く一人ツアーを企画して実行した訳である。嘘。
何も考えず、まず郡山に向かう。
目的はフルーティアふくしまである。
jr-sendai.com
これは旅行商品でしか乗れない列車で、乗るためには普通の列車の予約ではダメでわざわざびゅうプラザに足を運ばなければならないというちょっとめんどくさい代物であるが、あ、全然違う話を思い出したので、ついでに書くと、JRの窓口は外国人窓口がめっちゃ増えて、日本人が若干入りにくいところがいくつか出てきた。この手のものを買うときに、私は新宿駅の新南口のびゅうプラザに行ってたんだけど、いつの間にかそこが「びゅうプラザ新宿訪日旅行センター(新南)」になってた。窓口の人に聞いたところ、別に日本人も買えないことはないらしい(実際今回もここで買ったし)が、基本的には訪日旅行客中心とのこと。
https://www.jreast.co.jp/estation/station/info.aspx?StationCd=866
フルーティアふくしまは最近流行のスイーツ列車である。郡山から会津若松まで磐越西線で向かう。
フルーティアとしては基本的には2両編成で、普通列車と接続するが、相互に行ったり来たりはできないようになっている。
1両目はこんな感じのバーカウンター。アイスコーヒーとか飲み放題なんだけど、これ乗車時間が1時間しかないので、あまり有効活用できなさそうな気がした。1時間しかないのに、スイーツ食べて、コーヒー飲んで、その後バーカウンターでまったりとか?そんなに時間もないので自席でまったり、で終わってしまうような気が。これが2時間くらい乗車時間があればまた話は違うんだけどねえ。
スイーツはこんな感じのケーキ二つ。と飲み物である。ケーキ二つ?と思った私は正しいのかどうかわからない。でも普段食べても一つなので、二つはすこーし多い。
あ、言い忘れた。これ一人席も4つくらいあって、私のような寂しい独り旅の人でも乗れるようになってはいる。でも普通、この列車一人では乗らないよな。殆どは女性の複数旅である。まあそりゃ当然だよねーと思ってたら、眼光の鋭い男の人が何やら自作の時刻表みたいなものを熱心に見ながら一人で乗っている。あれなんで?と思ったが、その理由は後で判明する。
会津磐梯山はこんな感じ。結構前に乗ったものなので、まだ山頂には雪が残っている。今はもう雪はないんじゃないか、とは思うんだが。
途中の駅で列車の行き違いのためにしばらく停車する。磐越西線は単線なのでまあ当然である。おーじゃあ写真でも撮るかーと思っていて、いくつか撮っていたところ...
その2
四季島
おおおおお。
四季島である。慌てて写真を撮りまくる。実物は初めて見た。
乗車している人はやっぱり品が良さそうな人たちばかりで、いやまあ下手すると100万くらいするしね、当然といえば当然であるが。さっきの眼光鋭い人の目当てはこれだったのか。と今頃気づく。
しかしデザインもJR東日本の威信をかけただけあって凄い特殊だし、一度は乗って見たいなあ。でも乗るとあっという間だろうし、なんだかお金が勿体無い気もするんだよな。そんなこと言ってたら一生乗れないんだろうけど。
会津若松について、さてどうしようかと思ったものの、丁度よく喜多方行きの列車が来た(実は知っていた)ので、喜多方に向かう。だって喜多方ラーメンを食べに行くという裏ミッションがあるのである意味当然である。
初めてのAIZUマウントエクスプレスである。まああっという間だが。
つづく。
SXSWにいた(その4)
もう3ヶ月も経つので、いい加減終わろう。
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アメリカに行って帰ってきたらしばらくわかりやすいアメリカ被れになっていた(笑)
アメリカなんか普段行かないんだからいいんじゃないか、とか思いつつ、良いところとか悪いところとか。お前、そんな5日程度でわかったような口聞いてるなよ、というのはごもっともなので、あくまで個人的に思ったこと。
本当は帰ってくるときに予想以外の訳わからないことが起きて、大層困ったのだけど、それはまあ何かの機会に話すかもしれないし、話さないかもしれない。
良いところ
基本的にみんな親切
一緒にゲームをやったアメリカ人が何か訴えようとしていたんだけど、どうにもわからず。とすると、iPhone借りても良いかと言い出し、何かと思ったら、カタカタメモを打ち出し、折角Austinに来たんだからこれだけは食べろ、と。こんな高々30分くらい片言の英語で喋った相手に対してなかなかないよねー。日本では。絶対食え。Amazing、だと。
www.cherrycreekcatfish.com
https://goo.gl/maps/prfiqhuwzBk
問題はだ。日本人というか東京人の感覚だとめっちゃ遠いんだよこれ。北海道ならこんな感じなのだけど、ただでさえ酔っ払ってるのに、こんな遠くまで行けと。車なら大したことはないだろうが、これ帰りどうすれば良いのか、とかあるわけですよ。小心者なだけかもしれないし、確かに行く価値はあるんだろうけれども。全体的に距離感はだいぶおかしかった。こっちでいう特急列車が飛行機的な感覚なんだな。
文化は通じなくてなんぼ。
まあ当然と言えば当然なんだが、こちらが日本人でなんかミスしたからと行ってそれだけでは馬鹿にはしない。ホテルでID見せろ、と言われて、はあ何の事?と良い、アメリカでは当たり前すぎる話なのだろうけど、それで延々言い争いになったけれども、ああパスポートの事ね、とわかって出したらYou're Welcomeで話が通じる。多民族国家だけのことはあり、文化や言葉が通じないだけではどうということはないし、それだけで馬鹿にはしない。
悪いところ
物価が高い。
いやー、食事が本当に高い。日本が安すぎなんだろうけど、定食800円とかそんなの期待しちゃダメだー。
マックなのにも関わらず、エッグマフィンとアイスコーヒーで800円ですよ。バリューセットとかどこいったよ?
あとチェーンの居酒屋行けば3000円くらいでマシなもの食えるけど、絶対そんなのないもんね。日本最高!というかこりゃー飲食はブラックになるわけだし、海外から観光客も来ますわ。本当に安いもん。特にナチュラルなものを食べようとすると、信じられないくらい高い。最終日体調があまり良くなかったので、生野菜とフルーツ、ミネラルウォーターを空港で買ったら1000円以上したもんな。無理無理。
家電量販店の思い出。
もう20年くらい前、IBMのPCを売っていたことがあった。
何故かと言っても大したこと理由ではなく、やむにやまれない事情、要するにお金がなく、今でいう、派遣バイトみたいな感じのことをやらざるを得なかったのである。
まだ所属は学生だったけど。
皆様がご存知の某家電量販店でやっていたわけなんだけれども当時はまーVAIO全盛時代で、大体の人がVAIO買いたいとか言いましてですね。
結構VAIOを売ってた気がする。少なくとも100台は売ったな。あと、これから海外に行くんですよとかいう人も結構いて、そういう人にはDynabookを売ってた。IBM売らねえのか、というのはごもっともなんだけど、Thinkpad買う人大体マニアックなんだなこれが。
バイトの私にはよくわからない(最終的には大体わかったが)話を山のようにし、質問もいっぱいした挙句、結局買わない、と、そういう人が多かった。廉価版じゃない本物のThinkpadは値段設定が高めで、そうそう手が出るものでもないんだよね。お洒落でもないし。
大体まずOfficeがデフォルトで入ってなくてLotas1-2-3が入ってて、とか、売れるか馬鹿!
そこからみると、VAIOの人はねえ。30万とかのノートを即決で買うわけですよ。もうめんどくさいし別にノルマがあるわけでもないので、売れるものからバンバン売っていた。
当時日立を売ってた似たような境遇の女の子いたんだけど、日立のPRIUSが売れるわけもなくちょっと可哀想だったので、色々手助けしたりやっていたような気がするが、今からしてみれば口説いても良かった気がする。
結構可愛かったし。失敗した。
IBMの人からは別に何を売ってもいいし、適当に話し合わせておけばいいよ、とだけ言われてた。多分会社の名前で誰かを出すことが目的だったんだろう。まあ今もそうだしな。あの人はリテール系の営業仕事はやる気はなかった、でもそれしかやってなさそうだったけど、いまはどうしているんだろうな。
流石にIBMにはいないだろうが、LENOVOで生きていける人でもないよなあ。
ソニーも日立もコンシューマ向けのPCから撤退したし、東芝とかNECもOEM製でしょあれほとんど。設計から丸投げみたいだし、もはやブランド名だけでしかなさげ。そう考えると、今ある日本で販売されるPCはほとんど中華製だよね。モノつくりニッポンって本当にそう思ってるのかね。
any one ever really dies.
fake-jizo.hatenablog.com
の続きというかなんというか。
Spotifyのいいね!もだいぶ溜まってきたので公開。基本的には全然知らないアーティスト。
今日はN.E.R.D.のこれ経由で聴いたもの。
- アーティスト: N.E.R.D
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2017/12/15
- メディア: CD
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KAYTRANADA - Weight Off (Ft. BADBADNOTGOOD)
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トリップホップっぽいけど、もっと洗練された感じ。やっぱり20年経つと違うよね。
ま、ただ裏原宿の服屋に行くとかかっていそうな音楽ではある。
Matt Martians - Diamond in Da Ruff
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全然知らなかったけど、The Internetの人なのね。
マット・マーシャンズは、ラッパーのTyler, the Creator(タイラー・ザ・クリエイター)をリーダーとするヒップホップ集団OFWGKTA(Odd Future Wolf Gang Kill Them All)に所属する28歳のプロデューサーであり、ヴォーカルのSyd tha Kyd(シド・ザ・キッド)ことSyd(シド)と同じThe Internet(ジ・インターネット)の中心メンバーの一人である。また、Hal Williams(ハル・ウィリアムズ)と共にThe Jet Age of Tomorrow(ザ・ジェット・エイジ・オブ・トゥモロー)という音楽プロデューサーチームも結成し、OFWGKTAを中心に多くの楽曲を提供している。
Matt Martians(マット・マーシャンズ)のデビューアルバム『The Drum Chord Theory』 | Black Music Dictionary
とはいってもThe Internetもよく知らないのだけど。
CupcakKe - Cartoons
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JeruのCome Cleanっぽい。といってもCome Cleanも知らないか普通は。
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DJプレミアの傑作中の傑作。といっても今はどうなんだろ。今のヒップホップ好きな人が知っているのかどうかでいうと微妙なラインだよな。なんせ20年前なんだもん。水琴のサンプリングでみんな度肝を抜かれた、のも昔の話で、今だとどうなんだろうなー。初めて聴いた人に聞いてみたくはあるけど。
間違った。DJプレミアの話をしたいわけではなかった。
また、殆どの人が覚えていないか知らないと思うけど、イギリスで90年代半ばにバングラビートってのがあって、インド様式のラップが流行ったことがあった。いくつかCupcakKeの曲聴いてるとそのころの雰囲気を思い出した。もう少しビートがヒップホップよりになっているけど。
全体的には…
やっぱり昔よりだいぶ洗練されている。予算はともかく全然ローファイじゃない。単にそういうのばかり聴いてるからじゃないか、というのはごもっともで、このデジタルな時代でもローファイな音楽は探せばあるのかもしれない。デジタルローファイ。なんか矛盾している気もするが、決してそんなことはない。ただローファイにするためにお金を使ってそうな気もしており、それは流石に違うとは思う。